キャロウェイがウェッジに本気だ。ツアーからのフィードバックを最優先に開発された「OPUS」は、ザンダー・シャウフェレをはじめ、手にしたプレーヤーが次々に結果を残している。ウェッジの勢力図に異変が起きそうなその勢いの秘密とは?

最高峰の性能を目指した! キャロウェイ『OPUS』

ナパの最高峰ワイン「OPUS ONE」になぞらえて命名された『OPUS(オーパス)』。世界のトップ選手を支えるため、彼らの知見を惜しみなく注入。究極の形状とパフォーマンスをまとった最高峰のウェッジが完成した。

【ロフト展開】Sグラインド:48、50、52、54、56、58、60度/Wグラインド:50、52、54、56、58、60度/Cグラインド:58、60度/Tグラインド:58、60度

契約外の選手も注目する顔とスピン

ツアー選手の『OPUS』へのスイッチがかつてないスピードで進んでいる。この動きこそウェッジの絶対的王者に対し、勝るとも劣らない性能を秘めている証明だ。そのポイントは主に2つ。1つは"形状"。ここに関しては、ザンダー・シャウフェレをはじめ、スタッフプレーヤーの意見を最大限取り入れた。弾道イメージやラインの出しやすさ、技を引き出す開きやすさなど、それらすべてをクリアすべく、選手とのやり取りを経て完成したのが6番目のプロト、「SHAPE 6」。すると前モデル(JAWS RAW)のSHAPE 6を試合に投入した選手が次々に結果を残す。ついにはザンダーが、この形状を採用した『OPUS』で全英オープン制覇を果たしたのだ。

画像: 今年、全米プロゴルフ選手権でのメジャー初制覇に続き、7月の全英オープンでメジャー2勝目を挙げたザンダー・シャウフェレ。その快挙をサポートしたのが新しい「OPUS」ウェッジだった

今年、全米プロゴルフ選手権でのメジャー初制覇に続き、7月の全英オープンでメジャー2勝目を挙げたザンダー・シャウフェレ。その快挙をサポートしたのが新しい「OPUS」ウェッジだった

もう一つは圧倒的な"スピン性能"。①2本増やし17本になった溝、②溝と溝の間の微細な溝の設置、③フェース面のブラスト処理の向上、これらにより、通常時はもちろん、ラフやウェットなコンディションでもスピン性能を維持するという。スピンの利きが弱いとボールの下を潜って打ち出しが高くなるいわゆる"ポッコン"が起こり距離が合いづらくなるが、3つのスピン性能の強化策により、悪条件でもスピン量を大きく落とさず、距離が揃う。『OPUS』という新しいウェッジの波は、着実に契約選手以外にも広がりつつあるのだ。

ココが進化❶
ツアーのフィードバックから生まれた
"イメージが湧く"形状

JAWS RAWに比べ丸みを帯びたリーディングエッジ、ホーゼルからフェースにかけての滑らかなつながり、一段とブラッシュアップされたティアドロップ形状。スクエアでも開いて使ってもイメージ通りのボールを繰り出すためにツアープレーヤーと突き詰めた形状だ

☆世界のツアー選手に認められたティアドロップ形状

☆ホーゼルからフェースのつながりがより滑らかに

☆開いても違和感のない丸みを帯びたリーディングエッジ

画像: 左が前作のJAWS RAW、右が新作のOPUS。ホーゼルからフェースへのつながる感じは、ツアー選手のフィードバックを受け、格段に向上した

左が前作のJAWS RAW、右が新作のOPUS。ホーゼルからフェースへのつながる感じは、ツアー選手のフィードバックを受け、格段に向上した

JAWS RAWのSHAPE“6”が「OPUS」の原型

JAWS RAWの段階からツアー選手の多くは“S6”の打刻の入ったモデルを使い戦っていた。このSHAPE“6”の形状が『OPUS』に採用されている。

画像: ザンダー・シャウフェレ実使用のJAWS RAW SHAPE 6(52度)

ザンダー・シャウフェレ実使用のJAWS RAW SHAPE 6(52度)

ココが進化❷
2本増えて17本になった溝で
強力なスピン性能に

スピン性能向上のために溝を2本増やし(ロフト54度以上)、溝自体もルールぎりぎりの鋭さを持つ37Vを採用。またフェース面はマイクロフィーチャーという加工を施し、悪条件下でもスピン性能を極力維持する

画像: 溝の鋭さ、精巧さに加え、フェース面の加工により、ラフやウェットな条件下でもスピンの低減を抑える効果が高い

溝の鋭さ、精巧さに加え、フェース面の加工により、ラフやウェットな条件下でもスピンの低減を抑える効果が高い

打ち出しが低くなり距離感が合いやすい

スピン性能の高さにもこだわったOPUS。溝やフェースがボールに食いつくことによってフェースに乗り、低く打と出されてギュギュッとスピンがかかる

打ち方や用途に応じて選べる4つのグラインドをラインナップ
「T」グラインドが新登場!

「OPUS」のグラインドは4種類。スタンダードのS、お助け効果の高いワイドソールの、多彩な技を使いやすい、そしてOPUSから新たに採用になった硬い地面にも対応するローバウンスのだ。コンディションやアプローチのスタイルによって選べる。

Tグラインド(左) Cグラインド(右)

Sグラインド(左) Wグラインド(右)

プロのインプレション
ネックとフェースのつながり、あのウェッジに負けてない!

画像: 試打 合田 洋プロ 1994年日本プロゴルフ選手権でジャンボ尾崎を振り切っての優勝は今も語り草。現在は東京・八丁堀、茅場町で「合田洋ゴルフクリニック」を展開

試打 合田 洋プロ 1994年日本プロゴルフ選手権でジャンボ尾崎を振り切っての優勝は今も語り草。現在は東京・八丁堀、茅場町で「合田洋ゴルフクリニック」を展開

特にCグラインドが気に入りました

ひと目見て「いいウェッジ!顔がめちゃくちゃいい」とまずは形状を大絶賛の合田プロ。4つのグラインドを一通り試打すると、「どれも抜けが良くて、スピンもよく利く。出来がいいです。私はなかでもヒール側のソールを残しているCグラインドが好み。ヒール側のソールが適度に当たることによって、ヘッドの軌道が真っすぐ動きやすく、距離感と方向が合いやすい」とのことだ。

画像: 「ヒールを落としすぎているウェッジは、トウ側のソールが強く当たって、インパクトでフェースが開き距離感が合いづらくなることも。そういうミスが多い人は一度ソールを見直してみるといいでしょう」

「ヒールを落としすぎているウェッジは、トウ側のソールが強く当たって、インパクトでフェースが開き距離感が合いづらくなることも。そういうミスが多い人は一度ソールを見直してみるといいでしょう」

スピン性能はかなり高い。そしてラインも出しやすい

「打感が軟らかく、溝やフェースの効果もありフェースに乗る感じが強い。結果ボールが低く出て距離感が合いやすい。ソール形状とヘッド形状の相乗効果で、狙ったところに真っすぐボールを打ち出せます」

低めの弾道でいかにも“ラインが出ている”ショットを連発

シャープに振れる感じが出る刃の鋭さ

「刃(リーディングエッジ)の面取りが少なめなので、鋭いイメージです。そのせいか、実際の重さよりもクラブが軽く感じられるので、シャープに振りたくなりますね」

画像: 「内側にかけて刃を丸め込んでいないので、シャープな印象です」

「内側にかけて刃を丸め込んでいないので、シャープな印象です」

開いても違和感はゼロ。多彩なアプローチが打ちやすい

「形状はJAWS RAWからだいぶ変わりましたね。OPUSはフェースに向かってネックが絞られて、そこからフェースへ滑らかに立ち上がる流れがきれい。ネックの左サイドからリーディングエッジのラインが特にいい。フェースを開いても違和感がないところやラインの出しやすさにつながります」

「ネックの左サイドからリーディングエッジへの流れがきれい(左)。太いネックが徐々に絞られていって、そこからフェースへと立ち上がっていく。個人的にはいいウェッジの条件だと思っています(右)」

数量限定モデルも登場!
より精密に成型されたOPUS PLATINUM

MIM製法という特別な製法と削り出しを採用した、より精密な仕上がりのモデル。タングステンバーをブレード上部に設置することで、より高いスピン性能をもたらすウェッジだ。

※公式オンラインストアおよび CALLAWAY SELECTED STOREでの限定発売

写真/有原裕晶、姉﨑正、Blue Sky Photos 
協力/アスレチックガーデンGC

詳細はこちら

画像: www.callawaygolf.jp
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