一時よりマシになったとはいえ、1ドルが140円前後、1ポンドが180円台と、まだまだ円は弱く欧米へのゴルフ旅行は高嶺の花。初めての海外ゴルフ旅行を画策するもあきらめ気分の僕(編集KT)のもとに、「アジアなら欧米より手頃にゴルフ旅行できますよ」と魅力的な情報が……。というわけで編集長を説き伏せて行ってまいりました、初の海外ゴルフ。今回はベトナム・ダナン編です。

一筋縄ではいかない風光明媚なリンクス

画像: 成田空港からベトナム航空の直行便でダナンに到着

成田空港からベトナム航空の直行便でダナンに到着

日本からベトナム航空(ダナンへの唯一の直行便)で約6時間。キャディバッグとスーツケースを手に降り立ったのはベトナム・ダナン。ホーチミン、ハノイ、ハイフォンに次ぐベトナム第4の都市であり、約30キロにわたって続く白砂のビーチを擁したベトナム屈指のビーチリゾートです。

賑わうビーチ沿いを横目に、ダナンの中心部から車で50分ほどで「ホイアナショアーズゴルフクラブ」へ到着。

画像: ホイアナショアーズゴルフクラブ(18H・7004Y・P71)のクラブハウスのバルコニーから。リンクスの趣たっぷりのコースを一望

ホイアナショアーズゴルフクラブ(18H・7004Y・P71)のクラブハウスのバルコニーから。リンクスの趣たっぷりのコースを一望

クラブハウスもリゾートコースらしく品良く高級感たっぷりですが、何よりコースがリンクスの趣で(クラブハウスのバルコニーから撮影したのが上の写真)、見渡す限り凸凹としたホールが続き、空は真っ青、隣は広大な海。海外にいるんだなあとしみじみ…。

画像: コースは隅々までメンテナンスされていて、どこから見ても美しい

コースは隅々までメンテナンスされていて、どこから見ても美しい

コースは写真のとおり広々としていますが、要所要所に点在するブッシュがくせ者で、入ったらまともに打つことは困難。僕もずいぶんやられました。全英オープンってこんな感じなのかな。

大小のフェアウェイバンカーが点在しますが、暑さのせいか砂が締まっていて打ちやすかったです。OBはほとんどないのでブッシュにさえ入らなければ、風景を楽しみながらプレーできます。

画像: 美しく荒涼としたリンクスの風情たっぷり。風が吹いたら難しいだろうなあ…

美しく荒涼としたリンクスの風情たっぷり。風が吹いたら難しいだろうなあ…

ただし、風の強い日はスコアはあきらめるしかないかも…。

ホイアナショアーズゴルフクラブがWAAPアジア太平洋女子アマチュア選手権 2025年開催コースに決定!

R&A とアジア太平洋ゴルフ連盟 (APGC) は、アジア太平洋女子アマチュア選手権 (WAAP) が
2025 年 3 月 6 日から 9日までベトナムのホイアナショアーズゴルフクラブで開催されることを発表。この選手権がベトナムで開催されるのは今回が初めて。この選手権は3人のメジャーチャンピオン(笹生優花、パティ・タバタナキット、古江彩佳)や元世界ランキング 1位のアタヤ・ティティクルのキャリアをスタートさせたことで知られる。

おすすめコース①
モンゴメリーゴルフリンクス

ダナン市内から車で20分! コリン・モンゴメリー設計で2009年開場。広々としたホールが林でセパレートされたアメリカン林間スタイル。練習環境も抜群。

画像: モンゴメリーゴルフリンクス(18H・7066Y・P72)

モンゴメリーゴルフリンクス(18H・7066Y・P72)

おすすめコース②
バナヒルズゴルフクラブ

2016年開場の新しいゴルフ場。設計はルーク・ドナルド。距離が長いうえに砲台でお椀型のグリーンが多く、スコアメイクは格別に難しいです。リゾート気分より試練好きな方に。

画像: バナヒルズゴルフクラブ(18H・7857Y・P72)

バナヒルズゴルフクラブ(18H・7857Y・P72)

プレーヤー1人にキャディ1人
いたれり尽くせりが楽しいベトナムゴルフ

画像: 全体的に若いキャディさんが多い印象。みんな素朴で愛嬌たっぷり

全体的に若いキャディさんが多い印象。みんな素朴で愛嬌たっぷり

ベトナムでは、プレーヤーごとにキャディさんがつくのが一般的。4人1組ならキャディさんも4名。ティーイングエリアやグリーン上では合計8名がいることになり、なかなか圧巻です。

画像: キャディさんはカートの後ろに立って乗るのがベトナム流

キャディさんはカートの後ろに立って乗るのがベトナム流

このあたりはタイ・バンコクと同様ですが、ダナンではカートはプレーヤー2名に1台。キャディさんはカートの後ろに立ってのるのが一般的です。気持ちよさそうなので僕も立って乗りたいといったら危ないからダメとのこと。

画像: キャディさんが、読んだラインに合わせてボールをセットしてくれるのもベトナムならではの光景

キャディさんが、読んだラインに合わせてボールをセットしてくれるのもベトナムならではの光景

ダナンのゴルフ場は全体的にグリーンの傾斜が大きく複雑なのでパットが難しいですが、キャディさんがしっかり読んで、ボールをラインに合わせて置いてくれます(断ることも可)。僕のキャディさんはかなりラインを薄めに読むほうで、毎回、強めに打ってね♡というプレッシャーがひしひしと……。

画像: そっと日傘をさしてくれたり、首筋を冷たいタオルで冷やしてくれたり、本当にいたれり尽くせり

そっと日傘をさしてくれたり、首筋を冷たいタオルで冷やしてくれたり、本当にいたれり尽くせり

ダナンでは18ホールスルーが一般的ですが、コース内の売店は飲み物(アイスクリームも)が中心。お腹がすく人は用意していったほうがいいかもしれません。地元のプレーヤーの多くがMy日傘(派手なの)を持っているのが新鮮でした。

画像: キャディチップの相場は40万ドン(約2300円)

キャディチップの相場は40万ドン(約2300円)

フォーも! 生春巻きも! ベトナムグルメを満喫

画像: 人気店「コン・ガー・バ・グエト」のチキンライス

人気店「コン・ガー・バ・グエト」のチキンライス

せっかくダナンを訪れたのだから、地元の人が食べているものが食べたい! ということで選んだのがダナン中心部にある「コン・ガー・バ・グエト」というお店。ローカルにも観光客も大人気で、手ごろな価格(1人500円程度)でベトナムグルメを堪能できます。名物のチキンライスはローストチキンやフライドチキン、シュレッドチキンなどバリエーション豊富で迷うこと必至。

新鮮なターメリックで黄色く染められたお米はベトナムならではの風味がしっかり。魚介類のイメージが強いベトナムですが、近隣諸国に似た鶏、豚などの料理も美味。屋台料理でお腹にダメージを受けたなんて話もあるようですが、一般的な店舗はどこも衛生的で安心して食べられました。

ベトナムといえばやっぱりフォー

画像: フォーはお店によって具材や味付けもさまざま

フォーはお店によって具材や味付けもさまざま

日本人にもお馴染みのフォー。店ごとに違う具材や味付けに舌鼓を打ちつつ、好みの一品を見つけに食べ歩くのも楽しい。

魚介だけじゃないアジア各国のエッセンスがぎっしり

画像: ベトナム料理は、近隣諸国との共通点も多い

ベトナム料理は、近隣諸国との共通点も多い

竹造りの建物が印象的なベトナム料理レストラン「The Coffeeラウンジ&ダイニング」。エビが入った生春巻きのような餃子、サトウキビの串にさした焼き鳥、豚肉も美味い。

ラウンド以外にも見どころ盛りだくさん

世界的にも有名なリゾート地だけに、欧米からの旅行客もたくさん。ダナンといえば約30キロにわたってつづく白砂のビーチが有名ですが、ダナン近郊に目を向ければ魅力的な観光スポットが目白押し。

画像: ゴールデンブリッジ

ゴールデンブリッジ

たとえば、神の手と呼ばれるゴールデンブリッジ。ダナン市内から車で40分ほどの位置にあるバナヒルズ(ルーク・ドナルド設計のバナヒルズGCのすぐ近く!)。テーマパーク内にある150メートルの橋を巨大な2つの手が支えるさまはインパクト抜群。ほかにも金・土・日の21時に実際に火と水を吹くドラゴン橋(ダナン中心部)も要チェック。短期滞在ではとても見切れません!

画像: 上)約30キロにわたって続く白砂のビーチ 下)ダナン市街の観光名所「ドラゴン橋」

上)約30キロにわたって続く白砂のビーチ
下)ダナン市街の観光名所「ドラゴン橋」

ベストシーズンのダナンに行くなら、添乗員付きのツアーがおすすめ!

美しいビーチと風光明媚な山々に囲まれた港町であり、ゴルフリゾートとして急速な発展を遂げているダナン。当地を代表するゴルフ場でのプレーを組み込んだプラン。

ベトナムで人気のゴルフリゾート
ダナン&ハノイ6日間4プレー

旅行期間:2025年2月19日(水)~2月24日(月・祝)
旅行代金:成田発/羽田着 ベトナム航空エコノミークラス 364,000円
(2名1室利用時の1名様代金)
※1名参加のお客様は、1名1室利用追加代金(44,000円)が必要です。
※燃油・諸税別途必要

【設定コース】
ホイアナショアーズゴルフクラブ(キャディ付き/乗用カート)
レジェンドダナンゴルフリゾート ノーマンコース(キャディ付き/乗用カート)
モンゴメリーリンクスゴルフクラブ(キャディ付き/乗用カート)
タンランバレーゴルフ&リゾートまたはロンビエンゴルフコース(キャディ付き/乗用カート)

ツアーについて詳しくは、
ゴルフダイジェスト ツアーセンターホームページ↓をチェック!

ベトナム・ダナンへ行くなら
ベトナム航空がおすすめ

画像: ベトナム航空は、APEX(Airline Passenger Experience Association)において、2024 年の「5スター航空会社」に認定されました。

ベトナム航空は、APEX(Airline Passenger Experience Association)において、2024 年の「5スター航空会社」に認定されました。

今回成田ーダナンの往復に利用したのが、今年、日本就航30周年を迎えたベトナム航空。日本とダナンを結ぶ唯一の直行便で、ベトナムの民族衣装アオザイの制服を着用したキャビンクルーの姿は異国情緒たっぷり。LCCとは異なるフルサービス(ウェルカムドリンクや機内アメニティ、ブランケット&枕のサービスなど)で片道約6時間の快適な空の旅が楽しめました。

画像: ベトナム・ダナンへ行くなら ベトナム航空がおすすめ

有償旅客のゴルフバック無料(受託手荷物許容量とは別に1個まで)なのもゴルファーにはうれしいサービス。ANAグループとマイレージプログラムなどの業務提携を行っており、ANAとコードシェアを行っている区間のすべての搭乗便でマイル積算が可能だそう。

画像: www.vietnamairlines.com
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