さっそくタイを代表する名勝負の舞台へ
ムワッとした強烈な湿気(悪気はありません)で出迎えてくれたのは、7月のタイの首都バンコク。空港から外へ出るなり全身から汗がジワッと出始めますが、気温だけなら今年の猛暑日本のほうが高いくらい、これくらいなら大したことはありません。
バンコク近郊には多くのゴルフ場がありますが、まずはタイカントリークラブへ。1997年にホンダクラシックの舞台となり、若きタイガー・ウッズが海外初優勝。トーナメント開催多数のタイを代表するゴルフ場です。バンコクの中心部から車で約60分とアクセスも良好です。
南国風情のあるクラブハウスで朝食のフォーをいただき、芝から打てる練習場で仕上げたら、いざラウンドへ。
コースは広々、変化に富んだ池やバンカーがあり、回っていてまったく飽きません。トーナメント開催多数のゴルフ場ですが、ティーイングエリアを選べば好スコアを出しやすいコースだと思います。
芝はハワイ産のバスパラム芝で日本の野芝ほどボールが浮きませんが、普段通りの打ち方で特に問題なし。ハーフベストの37を少しだけ更新して幸先のよいバンコクゴルフ旅となりました。
おすすめコース①
リバーデールゴルフクラブ
2010年オープン。平坦なコースが多いバンコクでは珍しい高低差のある設計が特徴。その名の通り小川や池が連なる本格派。暑い日には木陰が多いのも魅力。
おすすめコース②
ロータスバレーゴルフリゾート
ゲーリー・プレーヤーの設計に改良が加えられ今日に至る。バンコク市内から約1時間半と少し遠いが宿泊施設が完備しているのでゴルフ合宿や滞在型のゴルフ旅におすすめ。
カートは1人1台。キャディも1人に1人!
バンコクでのラウンドは「プレーヤー1人にキャディさん1人」が基本。マンツーマンなんてやりすぎじゃない?と思っていた僕が浅はかでした。みんな愛想がよくて本当に楽しい!
とにかく明るいバンコクのキャディさんたち。お互い片言の英語でやりとりしますが、若手からベテラン勢までみんな元気で献身的。ラウンド中は日焼け(&暑さ)対策のためにキャディさんは帽子やマスクで完全防備。顔がほとんど見えませんがユニフォームの背中にそれぞれの番号がついているので、誰が自分のキャディかはちゃんとわかります。
18ホールスルーが基本なので途中の売店で軽食(サンドイッチ、ソーセージ、果物など)やドリンクを購入するわけですが、この時、キャディさんの分も買ってあげるととても喜ばれます。僕のキャディさんはニコニコしながらドリンクを3本持っていきました(やるな)。
街中では物価の安いバンコクですが、ゴルフ場だとドリンクの値段は50バーツくらい(約210円)と日本のゴルフ場とあんまり変わらない感じ。タイカントリークラブのようにクラブハウスで屋台のようなスタイルでフォーが食べられるコースもあります。
日本でも美味いがやっぱり本場がより美味い!
世界三大スープのひとつに数えられるトムヤムクン、豚や鶏などの具材とスパイスをふんだんに使ったタイカレーなど、日本でもすっかりお馴染みのタイ料理。私のように辛いものが苦手な人でも大丈夫。たとえば、ミシュランガイドにも掲載されたモンティエンホテルのカオマンガイ。茹でた鶏肉と、鶏肉を茹でたスープで炊いたご飯がセットになっていて、鶏肉は4種類のソースに付けて食べます。これがとにかく美味。食事に来る人のほぼ100パーセントがオーダーするのだとか。
そのほかにもタイ風すき焼きのチェーン店やタイ各地の郷土料理を洗練させたレストランなど、本場ならではの味付けや、日本で食べられるタイ料理とはひと味違った味覚を楽しめます。
世界的な観光地だけにラウンド以外も盛りだくさん!
旅のメインが"ゴルフ"であるとはいえ、せっかく異国を訪れたのだからプレーの前後には観光も楽しみたい。そんな人にもバンコクはおすすめ。
仏教徒の多いタイらしくバンコク市内外には多くの有名寺院が点在。なかでもワット・ポー寺院の長さ46メートル、高さ15メートルの黄金の涅槃像は大迫力、一見の価値ありです。ほかにも天井いっぱいの仏伝図が新しい映えスポットとして人気のワット・バークナム寺院や、幻想的にライトアップされるエンタメ商業施設オンアーン運河ウォーキングストリートなど、昼も夜も退屈することはありません。
街中の至るところにあるマッサージ店をはしごするのもいいですが、時にはバンコクの歴史や文化に触れてみては?
バンコクへゴルフ旅行に行くならゴルフダイジェストツアーセンターで!
首都バンコクとその近郊はタイ全土で最もゴルフコースが集まる地域。その中からゴルフダイジェスト ツアーセンターがおすすめコースをセレクト。お好きなコースを2つ選んでプレーをお楽しみください!
人気コースをお好きにチョイス
タイ・バンコク4日間2プレー
設定期間:2024年12月~2025年3月出発
旅行代金:羽田発 エコノミークラス 236,000~365,000円
(2名1室利用時の1名様代金)
※1名参加のお客様は、1名1室利用追加代金が必要です。
※燃油・諸税別途必要
以下の設定コースから2コースをお選びいただけます
1. バリシアゴルフリンクス
2. タイカントリークラブ
3. アルパインゴルフクラブ
4. 二カンティゴルフクラブ
5. スワンゴルフ&カントリークラブ
6. ロータスバレーゴルフリゾート
7. リバーデールゴルフクラブ
すべてキャディ付き/乗用カート
ツアーについて詳しくは、
ゴルフダイジェスト ツアーセンターホームページ↓をチェック!
実は、日本とタイはゴルフ交流も盛ん
今回の取材のきっかけとなったのが、「2024年第1回 タイ&日本ゴルフ親善交流会フレンドリーゴルフカップ」(僕も参加させていただきました)。株式会社グリーンヒルズとタイのゴルフ場予約サイト「golfdig」がタイと日本の国境を越えたゴルフ親善交流及び異業種交流が目的に開催されたイベントで、2024年7月9日~13日にかけて行われました。
タイ国政府観光庁、公益社団法人全日本ゴルフ場連盟(JGRA)のほか、EGA、MASTA GLOBAL、Russeluno Golfが協賛。
日本からはJGRAの会員を中心に、タイからはEGA※のメンバーを中心に多くのゴルファーが集まり、国籍を超えてラウンドを楽しみました。
※EGA(EXECTIVE GOLF ACADEMY)は、タイの若手経営者が多く集う異業種ゴルフサークル。メンバーの多くが経営者や実業家であり、その名の通りゴルフの研鑽を積むだけでなく、ゴルフを通じてメンバー同士が情報交換などを行う場となっているそうです。
THANKS/タイ国政府観光庁