"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の6月末でサラリーマン生活を卒業した木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第36話目です!

今回は、栗駒ゴルフ倶楽部、湯田高原カントリー倶楽部、岩手沼宮内(ぬまくない)カントリークラブ、秋田北空港クラシックゴルフ倶楽部の4コースを制覇しました。

前回、岩手県一関市の道の駅「厳美渓」に10月9日21時半に到着したところで終わりましたね。今回はその続きです。

早起きは三文の徳? 少し前の開場記念グッズを貰う(笑)

10月10日(木)、4時半起床、5時半出発して栗駒GCに向かう。山道のアジサイロードを走り、途中のファミマで朝食を摂って6時45分に到着。外気温14度。

ただし、クラブハウスのオープンは7時半。車内で着替えていると、支配人が受付前にグリーンの練習をさせてくれた。記念グッズもいただく。支配人は昔、名古屋市東区に3年半住んでいたそうで、急に親近感を覚える(笑)。

画像: 栗駒GCで頂戴した記念品

栗駒GCで頂戴した記念品

スタートは西コース8時20分。同伴者は佐々木徳弥さん。私と1カ月違いの63歳。この日の私の1人予約を見て予約してくれたのだそう。不成立にならず助かりました。

一目で野球経験者とわかる。素晴らしい飛距離。ラクにIPフラッグをオーバードライブし、全部フェアウェイ。アイアンも上手い。58歳で仕事をやめて、ゴルフ三昧の悠々自適。要するにゴルフ大好きシニアだ。

画像: 栗駒GC、左が同伴者の佐々木徳弥さん

栗駒GC、左が同伴者の佐々木徳弥さん

グリーンは上りが重く、下りは速い。メリハリがハッキリしている。ミズノの中古3Wを試したら左ヒッカケが多く、前半は45。スルーで東コースに回り、気合を入れ直したが後半も波に乗れず46で合計91。徳弥さんは42・42の84。ショートゲームも上手く、「東北を回るときは同行しますよ」と温かい言葉を頂く。

12時20分終了。2人で「かつナポリタン」とおにぎりを食べて、徳弥氏は帰宅。私は風呂に入る。私には湯温がちょっとぬるかったので、シャワーの熱い湯を肩に当てて出る。

15時出発。外気温は17度。さすがに半袖は寒い。国道107号線を走って、途中のファミマで夕食を買い、16時半、道の駅「錦秋湖」に到着。早い夕食を摂り、ゴルフ日誌を書いて21時半就寝。外気温8度。ウー、寒い。

予約のルールはしっかり守ってネ~

10月11日(金)、5時半起床、6時15分出発し、7時45分、湯田高原CC到着。

スタートはインの9時6分。なのに予約した1人が時間になっても現れない。もし、当日キャンセルなら、直接ゴルフ場に電話を入れるのがルール。それは守ってよ。我々もゴルフ場もイライラ。結局、10分遅れでスタート。待たされたイライラからかOB1回、バンカー1回で、前半は45。同伴の大北さん51、熊谷さん53。お2人ともイライラ消えず。

画像: 湯田高原CCの同伴者。,左から熊谷さん、大北さん、はむいち

湯田高原CCの同伴者。,左から熊谷さん、大北さん、はむいち

でも、途中から楽しくプレー。カップ周りが高麗グリーンっぽい曲がり方でパットに苦労し、後半も54の合計99。大北さん51の102、熊谷さん55の108。

画像: 湯田高原CC8番・100ヤード・パー3

湯田高原CC8番・100ヤード・パー3

スコアは不本意ながら、プレーフィがコミコミで4500円ポッキリ。これでモヤモヤが一気に雲散霧消(笑)。ロッカー、シャワー、風呂、昼食すべてナシ。でもゴルフができれば、これでいいんだよね。私的には大納得です。

13時半終了。ゴルフ場を出て、クルマで目と鼻の先にある秘湯・峠の湯へ向かう。30秒で到着。入浴料はたった400円、湯温は理想の42度。熱くてツルツルの体によさそうな泉質。汗でぐちゃぐちゃだった体がすっきりした。冷水と温泉に交互に4回入って、15時半、峠の湯を出発。

目指すは道の駅「石神の丘」。県道1号を盛岡方面へ走り、県道219号に入り、石川啄木記念館の近くを走るも、ゴルフに関係ないのでスルー。国道4号に入り、業務スーパーと薬王堂ドラッグストアで夕食の食材を買って18時45分、道の駅「石神の丘」に到着。夕食を摂り、ゴルフ日誌を書いてスマホをいじり、21時45分就寝。

1499コースで初めての経験を!

10月12日(土)、5時45分起床。6時半出発。2分走ってセブン-イレブンでチリトマトヌードルBIG(213円)などを買って朝食。食後、5分で岩手沼宮内CC到着。

ポーターさんがクルマの後部ドアを開ける前に丁寧に一礼。1499回目のラウンドで初めて。気持ちいい。

土曜日のせいか、さすがに混んでいた。岩手県だからか、みんなゴルフそっちのけで大谷翔平が登場するMLB画面のスマホに見入っている。いや、岩手県人でなくても大谷の活躍は素晴らしい。ドジャースが勝ってワールドシリーズ出場にまた1歩前進。

画像: 岩手沼宮内CCの練習グリーンとクラブハウス

岩手沼宮内CCの練習グリーンとクラブハウス

9時20分北アウトスタート。コースは、フェアウェイの雑草が伸び放題。連日の雨でコース整備が追い付かないのかも。グリーンはちょっと見、速くなさそうなのにめっちゃ速い。このギャップが楽しかった。

私48・49の97。同伴の黒田さん49・44の93。工藤さん44・45の89。石川さん48・41の89。

連休初日で混んでいるとはいえ、各ホール待ち、待ちの大渋滞で16時半終了は、ちょっと……。17時ゴルフ場出発。

画像: 岩手沼宮内CC、左から石川さん、黒田さん、はむいち、工藤さん

岩手沼宮内CC、左から石川さん、黒田さん、はむいち、工藤さん

山道を西へ走り、国道282号線を秋田県鹿角市にある道の駅「かづの あんとらあ」に19時10分到着。広い駐車場にクルマが満杯。連休初日だからか。北九州ナンバーや広島ナンバーも。敷地内をうろうろして22時就寝。

10月13日(日)はラウンドなし。7時、道の駅を出発し、イオン大舘に向かう。着く直前に、愛車の運転席のパワーウィンドウが全開したまま動かなくなる。モーターが壊れている可能性があるので、イオンの並びにあるホンダ営業所のオープンを待って見てもらう。結果、スイッチの故障と判明するも修理代3万円と聞き、当座は右ウィンドウは閉めたままロック。不便だが、我慢。その後、イオン大舘の狭いフードコートで11時から17時40分までゴルフばか日誌の原稿を書く。

18時、大舘ぽかぽか温泉に入る。源泉温度は46.3度。熱い。指冷やしと高温泉とを交互に何回も入る。3時間滞在し、向かいのローソンで炙り牛焼肉弁当(150円引き480円)を、鯖缶と納豆で夕食を摂り、道の駅「たかのす」に移動。21時半到着。就寝。

1500回目のラウンドが終わりました

10月14日(月・祝)、5時起床。5時45分出発。外気温6度。寒くて1時間おきにトイレ。冬支度をしてくるべきだった。

画像: 秋田北空港クラシックGC、生涯ラウンド数1500回記念を1人でパチリ

秋田北空港クラシックGC、生涯ラウンド数1500回記念を1人でパチリ

6時半、秋田北空港クラシックGC到着。生涯1500ラウンド目。振り返れば35歳のとき、新聞販売多摩支部協旅行で、人数合わせ要員として無理やりクラブを持たされたのが初ラウンド。以来、ようやったわ28年間(笑)。

インコース8時スタート。グリーンの速さは8.2と表示してあったが、感覚的には10以上に感じた上質グリーンで1500回目のラウンドにふさわしい。難しいけど。

前半はパーが1度もなく47。昼に名物の馬ホルモン定食を食べる。牛ホルモンより歯ごたえがよく元気が出た。そのせいか後半は1番ホールでいきなりバーディがきて8番まで5オーバー。ラスト9番はパー5の494ヤード。1打目まあまあ、2打目チョロ、3打目トップ、4打目30ヤードのランニングアプローチは強く打ちすぎてピン奥のカラー。5打目、触れただけで3メートルオーバー。返しのパットを、慎重に入れてボギーの89。やった~。記念日をなんとか90切りで達成。嬉しいです。

画像: 秋田北空港クラシックGC入口

秋田北空港クラシックGC入口

同伴の小山さん54・49の103。伊藤さん49・50の99。大宮さん50・51の101。

13時半終了。14時40分出発。

1500回記念を兼ね、同伴者に勝った1人祝勝会を弘前市内のすたみな太郎で開催。その後、道の駅「つるた」を目指しました。以下次号。

●日本のゴルフ場:1076カ所目
●今回の総走行距離:497キロ●
今回の経費:栗駒GC9690円、湯田高原CC4500円、岩手沼宮内CC1万3015円、秋田北空港CGC1万1380円、ガソリン代8449円、飲食費1万1049円、合計5万8083円

次回は青森スプリングスGC、津軽高原G場、びわの平GC、花吉野CCを紹介します。

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