国内シニアツアー「コスモヘルスカップ」最終日。増田伸洋が日本プロシニアに続く、今季2勝目を飾った。国内シニアツアー賞金ランキングも4位に上がり、海外シニアメジャーの出場も見えてきた!
画像: 今季シニア2勝目を挙げた増田伸洋。表彰式で雨が強まり、撮影はクラブハウスで行った。優勝賞金540万円

今季シニア2勝目を挙げた増田伸洋。表彰式で雨が強まり、撮影はクラブハウスで行った。優勝賞金540万円

11月1日、2日、埼玉・鳩山CCで行われた国内シニアツアー「コスモヘルスカップ」。同大会には、コスモヘルス社員が100名以上集まり、「盛り上げ隊」を結成。1番、10番ホール、9番、18番ホールで大応援を行った。また、「盛り上げ隊」の隊長は元AKB48・SKE48グループの山内鈴蘭が務めた。入場無料ということで天気に恵まれた初日は多くのギャラリーが訪れた。

そして2日間という短期決戦は、単独首位でスタートした増田伸洋と今季シニア3勝の宮本勝昌との一騎打ちに。18番ホールでともに13アンダーで並んだ増田、宮本のプレーオフへ。

1ホール目はともにパー。2ホール目、宮本がセカンドショットを木に当てるトラブルでボギーに。一方、増田はティーショット、セカンドショットをフェアウェイに置き、バーディを奪う。増田が目標としていた複数回優勝を達成した。

画像: プレーオフ2ホール目の18番グリーン。バーディパットを決めた増田(左)、初キャディでバッグを担いだのはレギュラーツアーで活躍する坂本雄介プロ(中央)。惜敗した宮本勝昌(右)

プレーオフ2ホール目の18番グリーン。バーディパットを決めた増田(左)、初キャディでバッグを担いだのはレギュラーツアーで活躍する坂本雄介プロ(中央)。惜敗した宮本勝昌(右)

「自分は朝からあまり調子がよくなかったんですけど、宮本選手はバーディがなかなか入らない感じでした。それで9番でともにバーディを取って、そこからは2人の戦いという感じに。13番で宮本選手がボギー、私がパーで2打差に広がったんですけど、次の14番ホールで私がお先にパット(30センチくらい)を外したら、そこから宮本選手が4連続バーディです。17番で自分も入れ返しましたが、13アンダーで並んで最終ホールでした。

最後はプレーオフになりましたが、カートで移動しながら『まさかあなた(宮本選手)とプレーオフするとは思わなかった。でもやってみたいと思ってたんだ』って言いました。宮本選手と知り合ったのは34年前です。宮本選手が実家の練習場に来たときから。当時、宮本選手は日本アマのチャンピオン、私はゴルフを始めたころで打てば右にしかいかないような状態で、宮本選手を見ながらゴルフを学んだし、彼がいたからこそ、頑張れました。そういう選手とプレーオフして勝てたというのはすごく嬉しいです。一緒に練習してきて、この人(宮本選手)に追いつきたい、追い越したいってずっと思っていましたからね。私にとって宮本選手はいい教材だったんです。今日のラウンドは変な緊張感もなく、すごく楽しかったです。宮本選手は同世代ですし、いろいろ話もしました」

また今回の優勝で賞金ランキングが4位にジャンプアップ。

「今年は複数回優勝が目標でしたから、それが達成できたことは本当に嬉しいです。私のキャリアでは初のことですから。メジャー(日本プロシニア)で勝てたし、複数回優勝もできて、今年はできすぎな感じです。賞金ランクも4位に入り、次戦の最終戦の結果次第ですけど、頑張れば海外シニアメジャーに行ける可能性はあります。そこは頑張りたいですね」

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