国内男子ゴルフは残すところ3試合。優勝賞金が4000万円と高額大会4連戦の2試合目、「ダンロップフェニックストーナメント」が明日からスタートする。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

11月14日(木)~11月17日(日)ダンロップフェニックストーナメント

画像: ダンロップフェニックス2023 最終日の様子(撮影/有原裕晶)

ダンロップフェニックス2023 最終日の様子(撮影/有原裕晶)

会場:宮崎県 フェニックスカントリークラブ(18ホール、7042ヤード、パー71)
賞金総額:2億円、優勝賞金:4000万円

「日本に世界基準のトーナメントを作ろう」「世界のトッププレーヤーを生で見ることの出来る試合を作ろう」との考えのもと、帝王ジャック・ニクラウスら米ツアーの主力選手がこぞって参戦する舞台を整え、1974年にスタートしたのが「ダンロップフェニックスゴルフトーナメント」。

日本勢にとっては、“国内の試合でありながら海外の試合”と言われるほどレベルが高く、“優勝”の二文字が遠い試合。その壁を破ったのが1985年の中嶋常幸で、1994年から1996年にかけては“ジャンボ”こと尾崎将司が3連覇を達成、2000年には片山晋呉がこのタイトルを獲得した勢いで奇跡の逆転賞金王に輝いた。

プレーバック2023

当時アマチュアとして参戦していた杉浦悠太が優勝(撮影/有原裕晶)

画像: プレッシャーに耐え優勝をつかみ取った(撮影/有原裕晶)

プレッシャーに耐え優勝をつかみ取った(撮影/有原裕晶)

松山英樹、ブルックス・ケプカ、ウィンダム・クラークとメジャーチャンプが3人揃ったなか、最終日、4打リードの単独首位からスタートしたのはアマチュアの日本大学4年の杉浦悠太。最終日の後半に、11番でダブルボギー、12番をボギーと苦しんだものの、最後まで首位の座を明け渡すことなく、通算12アンダーでツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たした。

優勝スピーチでは「記念すべき50回大会で優勝することができてうれしいです。アマチュア最後の試合で優勝できました。これからはプロとして頑張っていきます」とコメント。

通算9アンダー2位にこの日のベストスコアタイ「66」をマークした蟬川泰果と、3位から出て「69」で回った中島啓太。いずれも歴代アマチュア優勝者だった。

画像: 優勝副賞として「メルセデスEQS 450 4MATIC SUV」が贈られた。

優勝副賞として「メルセデスEQS 450 4MATIC SUV」が贈られた。

主な副賞

優勝副賞として、メルセデス・ベンツ日本より「メルセデスEQS 450 4MATIC SUV」、そして宮崎牛が贈られた。

「ダンロップフェニックス」の優勝副賞である宮崎牛が、プロスポーツの場で贈呈されるようになったのは1986年の九州場所からだという。

今大会の注目選手 !

A・バティア

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スタッツ(PGAツアー)
FedExランク:26位/飛距離:299Y(105位)/FWキープ率:65.5%(32位)

プロフィール
2019年にアマチュアの英米対抗戦「ウォーカーカップ」に17歳で出場。ジョーダン・スピースが持っていた米国代表チームの最年少記録を塗り替え、米国のトップアマとしては珍しく大学を経由することなくプロ転向した。23年「バラクーダ選手権」でパトリック・ロジャースとのプレーオフを制して初優勝。24年「バレロテキサスオープン」で2勝目を挙げ、翌週の「マスターズ」初出場を決めた。

石川遼

画像: クリックで石川遼の三井住友VISAマスターズ優勝記事へ ! www.golfdigest-minna.jp

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スタッツ
賞金ランク:5位/飛距離:294Y(21位)/FWキープ率:54.7%(78位)

プロフィール
高校在学中の2008年1月、16歳でプロ転向を宣言。同年「マイナビABCチャンピオンシップ」でプロ初優勝。09年には4勝を挙げて史上最年少賞金王(18歳)に輝いた。10年「中日クラウンズ」最終日でマークした「58」は、最少ストロークのギネス世界記録。2024年11月「三井住友VISA太平洋マスターズ」で節目となる20勝目を大会最多4勝目で飾った。

平田憲聖

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スタッツ
賞金ランク:1位/飛距離:290Y(33位)/FWキープ率:61.7%(31位)

プロフィール

23年「ミズノオープン」では中島啓太をプレーオフで破り、ツアー初優勝。同年「日本プロ」で国内メジャー初制覇。24年7月「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」でツアー3勝目。同年9月には悪天候により36ホール決着となった「フジサンケイクラシック」、翌週の日・韓・亜共催「シンハンドンヘオープン」、地元関西開催の「パナソニックオープン」に勝って通算6勝とした。今季は賞金王へ期待が寄せられ、2位の金谷拓実とは668万9657円差となっているため、重要な一戦となる。

アクセス情報など

フェニックスカントリークラブ

〒880-0122 宮崎県宮崎市塩路浜山3083

▶トーナメント会場へのアクセス(車の場合)

 ∟ギャラリー駐車場からは、無料送迎バスにてフェニックスCCクラブハウス横のギャラリーゲートまで送迎。
 ∟ギャラリー駐車場:旧オーシャンドーム立体駐車場(フェニックス・シーガイア・リゾート内)

※ギャラリーゲート←→サブゲート間も送迎バスを運行しているので練習場の観覧も便利。
※ギャラリー駐車場は係員・案内看板の指示に従ってお進みください。満車の場合、他の駐車場(ゲートまでの送迎バスあり)を周辺に用意。

▶トーナメント会場へのアクセス(電車の場合)

 JR宮崎駅東口←→トーナメント会場 直行無料シャトルバスあり
 ∟運行日程 11月14日(木)~17日(日)
 ∟運行時間 6:30~17:00
※各便、満席の場合は次の便へ。
※定員になった場合は、予定時間前に出発の可能性。
※最終バス発車時刻は競技の進行状況に合わせて変更の可能性。

チケット情報

【チケット販売場所】
∟インターネット販売
 ・アソビュー!
 ・ローチケ
 ・イープラス
 ・チケットぴあ
 ・CNプレイガイド
 ・楽天チケット
∟店頭販売
 ・ローソン/ミニストップ Lコード:81836
 ・ファミリーマート
 ・セブンイレブン Pコード:860‐217

▼各日共通券4枚つづり/1万5000円(税込)

∟販売期間:~11月13日(水)
 ∟スペシャル特典
 ①平日観戦券2枚
 ②トム・ワトソンゴルフコース特別優待券
 ③2025年ダンロップフェニックスポスターカレンダー引換券

※競技不成立の場合(36ホールを消化できなかった場合)を除いて、チケットの払い戻しはしない。
※引換券の購入。引き換え場所は当日券売り場か、事前であればフェニックスカントリークラブのフロント、またはシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのフロントにて。

▼デイリーチケット(予選ラウンド 11月14日・11月15日)
∟前売:4500円(税込)
 販売期間:入場日の前日まで
∟当日:5500円(税込)
 当日ギャラリーゲートで販売
※決勝ラウンドに変更入場可能だが、当日チケットとの差額を支払い必要あり。

▼デイリーチケット(決勝ラウンド11月16日・11月17日)
∟前売:5500円
 販売期間:入場日の前日まで
∟当日:6500円
 当日ギャラリーゲートで販売
※予選ラウンドに変更入場可能だが差額返金は不可。

※18歳以下は有料入場者と同伴で入場無料
※チケットご購入後はキャンセル不可
※転売サイトでの売買はもちろん、SNSや会場周辺でのチケット売買を禁止

▼リゾートパッケージチケット/1万円(税込)
∟トーナメント観戦+フェニックス・シーガイア・リゾートでのグルメ体験からお好きなメニューを選んで使えるチケット
 【内容】
 ・ダンロップフェニックストーナメント入場券(各日共通1日券)
 ・ゴールドカテゴリーから1つのメニューをチョイス
 ・プラチナカテゴリーから1つのメニューをチョイス

※引換券の購入。引き換え場所は当日券売り場か、事前であればフェニックスカントリークラブのフロント、またはシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのフロントにて。

中継情報

・11月14日(木)
08:00~09:30/CS放送GAORA SPORTS(ドライビングレンジ/LIVE)
10:00~15:00/CS放送GAORA SPORTS(LIVE)
・11月15日(金)
08:00~09:30/CS放送GAORA SPORTS(ドライビングレンジ/LIVE)
10:00~15:00/CS放送GAORA SPORTS(LIVE)
・11月16日(土)
09:00~13:30/CS放送GAORA SPORTS(スタートホール〜9番ホール/LIVE)
14:00~15:54/MBS発JNN24局ネット(LIVE)
・11月17日(日)
07:45~12:30/CS放送GAORA SPORTS(スタートホール〜9番ホール/LIVE)
13:00~14:54/MBS発JNN24局ネット(LIVE)

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