いよいよ開幕したダンロップフェニックストーナメント。大会を主催する毎日放送の現場クルーによるとって出し情報も第4弾。同組でラウンドした松山英樹、石川遼、松山茉生へのインタビューと海渡未来アナウンサーのレポートをお届け!

【松山茉生】 

画像: 初日は79位タイと出遅れた松山茉生。だが後半の4番では松山英樹、石川遼の面前でイーグルを奪った

初日は79位タイと出遅れた松山茉生。だが後半の4番では松山英樹、石川遼の面前でイーグルを奪った

海渡:初日の雰囲気はいかがでしたか?

松山:スタートからかなり緊張してボギー先行で、その流れでいい感じを作れず終わっちゃいました(初日は4オーバーで79位タイ)。

海渡:注目されている組でのプレーとなりましたが、影響はありましたか?

松山:そうですね。メンバーももちろんすごいんですが、ギャラリーの方もたくさんいて緊張しました。

海渡:コースの印象はいかがでしたか?

松山:1ラウンドとハーフ練習をして、だいたい慣れました。ティーショットは後半を除き基本的に良かったんですが、パターがあんまり決めきれなくて、流れを持って来れなかったなと。

海渡:初日のラウンドで良かったところは?

松山:4番のイーグルだけですかね。ティーショットは左サイドギリギリフェアウェイで、セカンドは左からのフォローで(残り)265ヤードぐらい。ピンは右奥だったんですが、2番アイアンでセンターを狙っていきました。風に乗ってくれて横1メートルぐらいにつけて、それを入れてのイーグルです。

海渡:明日やりたいゴルフは?

松山:この雰囲気にも慣れないといけないので、スタートからエンジンをかけてバーディを先行させて、いい流れにして、明日、戻せるよう頑張ります。

【石川遼】

画像: 三井住友VISA太平洋マスターズに続く2週連続優勝を狙う石川遼。初日はイーブンーパーの48位タイ

三井住友VISA太平洋マスターズに続く2週連続優勝を狙う石川遼。初日はイーブンーパーの48位タイ

海渡:今日はすごい数のギャラリーでした。雰囲気はいかがでしたか?

石川:最高でしたね。観客の方も多く、自分もいい緊張感を持ってやれました。

海渡:プレーを振り返るといかがでしょう?

石川:あまり良くありませんでしたが、修正できるところがいくつかあるので、頑張りたいと思います。

海渡:どういったところを修正したいですか?

石川:スウィング全般的に出来が悪かったと思いますし、ラインの読みも合っていなかったかなと。攻め方という点でもミスがありました。直したい点はいくつかあるのでしっかり練習していきたいです。

海渡:今日は6年ぶりに松山英樹選手とのプレーでした。いかがでしたか?

石川:本当に楽しかったですし、さすがだなというプレーもたくさん見せてくれました。

海渡:時折、笑顔でお話されていたように見えました。

石川:最近の話や昔の話もしましたが、やはり(松山)茉生君のスウィングがすごいねという話が多かったです。

海渡:お二人で松山茉生選手の話をされていたんですか?

石川:そうです(笑)。僕らも高校1年生のときがあったので、自分たちのときはどうだったかな、とか(笑)。

海渡:明日以降のプレーはどうなりそうですか?

石川:今日のゴルフは我慢、我慢という感じだったんですけど、明日はもっといい内容のゴルフをできるように頑張りたいですし、修正点をしっかり直したいです。

海渡:明日への意気込みをお願いします。

石川:今日の反省をしっかりと生かせば、明日はもう少しいい内容のプレーができるかなと思います。頑張ります。

【松山英樹】 

画像: 2年連続10回目の出場となった松山英樹は5バーディ、1ボギーの4アンダーで8位タイスタート

2年連続10回目の出場となった松山英樹は5バーディ、1ボギーの4アンダーで8位タイスタート

海渡:多くのギャラリーの方が駆けつけていらっしゃいましたが、初日の雰囲気はいかがでしたか?

松山:たくさんの方に来ていただいたので、いいプレーを見せたかったのですが、最初のほうは、3人揃ってドタバタしちゃって(笑)、ちょっと残念でした。

海渡:今日の印象はいかがでしたか?

松山:10番で木に当たって戻って来たというのが、流れに乗れた要因だったと思います。あのラッキーがなかったら、もっとドタバタしていたかもしれないです。

海渡:明日はどういったプレーを目指しますか?

松山:もう少し落ち着いてプレーできたらいいですね。

海渡:石川遼選手とは6年ぶりのプレーでした。笑顔も見えましたが、一緒に回られていかがでしたか? 

松山:試合で回るのは6年ぶりですが、練習ラウンドなどで回っているので、ゴルフ自体は違和感なくできました。先週優勝しているので、どういうプレーをするのかなというのは楽しみにしていました。

海渡:お話もされていたようですが、どういった内容だったのでしょうか?

松山:ほぼ(松山)茉生君についてしか話していません(笑)。

海渡:具体的には……?

松山:若いねー、という話です(笑)。

海渡:石川選手は、自分たちの高校のときの話もされたとか。

松山:彼は高校生でプロになっていますからね。そういう話をしたり、そして改めて、今後、成長が楽しみな選手だなと思いました。

海渡:松山茉生選手のドライバーを見ていらっしゃいましたね。

松山:どんなものを使っているのかも気になりますし、これまでどういう感じでゴルフをしてきたのかもすごく気になりました。今日は少し荒れていましたが、明日、どういうプレーをするのか楽しみです。

海渡:明日への意気込みをお願いします。

松山:もう少しいいプレーができるように頑張ります。

【海渡MEMO】

画像: ダンロップフェニックス初日、松山英樹、石川遼、松山茉生の3人の組に付いてレポートするMBSアナウンサー海渡未来

ダンロップフェニックス初日、松山英樹、石川遼、松山茉生の3人の組に付いてレポートするMBSアナウンサー海渡未来

10番で松山英樹選手がバーディを取ったときの歓声はすごかったです。どよめきが起きたような感じでした。松山選手の一打一打に大きな歓声が上がり、この2年間ラウンドレポートしてきたなかでも、ファンの皆さんの期待感は別格のように感じました。松山選手が打つ前には空気が変わるような気すらしました。観客の皆さんも「一瞬も見逃したくない!」といった空気感だったように思います。松山選手はラウンド中にドライバーをチェックするなど、(松山)茉生選手のことをかなり気にかけているように感じました。

茉生選手はインパクト時の音が他の選手と違って、私には「重い」ような音に聞こえました。ナイスショット時はものすごい飛距離で、松山英樹選手も驚きの表情を見せていました。

茉生選手は、事前のインタビューで「緊張する」と言っていましたが、やはり実際に緊張しているような表情を浮かべていました。そこは「まだ16歳なんだ」と感じた点でしたが、ゴルフ自体は16歳とは思えないものでした。茉生選手は、明日以降「この雰囲気に慣れないと」と話していました。慣れた後の3人の空気感がどうなるのか、今日はあまりなかった3人での会話がもっと見られたらと思います。

(写真提供/MBS)

MBSの海渡未来アナウンサーが実施した選手への事前インタビューはこちらから

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