
2日目、6アンダー65の好スコアをマークして2位に浮上した松山英樹(写真は初日)
6アンダー65の好スコアをマークして2位に浮上
千両役者が躍動した。
松山英樹は1番でバーディ先行させていい流れを作ると、4番パー5はグリーン手前から絶妙のアプローチでバーディ奪取。続く5番は第2打を1ピンの距離に乗せて連続バーディを奪った。
後半も13、14番でスコアを伸ばし、迎えた最終18番はさすがメジャーチャンピオンというプレーで大ギャラリーを沸かせた。ドライバーを振り切り、フェアウェイ左サイドをとらえると、残り187ヤードの第2打は8番アイアンで打ち、手前4メートルに2オン成功。このパットを決めてイーグルで締めた。
6アンダー65の好スコアをマークして2位浮上。「良かったんじゃないですかね。(トップが走っていたので)すごいなと思いながら、少しでも伸ばしていければと思っていた。13、14番を獲れてよかったです」と充実感を漂わせて振り返った。
アマチュアの松山茉生は68をマークし、予選通過

アマチュア松山茉生の飛距離を「意識して振っていた」という松山英樹(写真は初日)
この日も今年の日本アマを制したアマチュアの大器・松山茉生、同世代の石川遼と同組ラウンド。注目度の高さから多くのギャラリーに囲まれての一日となった。
「すごく楽しかったですし、今日3人ともそこそこのプレーできたし、良いラウンドだったんじゃないかと思います。(松山茉生には)僕は(ティーショットを)意識して振っていますけど、何回か勝てたので良かったと思います」
決勝ラウンドは首位に4打差を追う。
「まずは天気がもってくれること。明日プレーできることを期待して。昨日できたこと、今日できなかった部分もたくさんあるので、しっかりと反省してできればなと思います」
残り36ホールでどんなスーパープレーを見せてくれるのか、実力者の猛チャージに期待がかかる。