国内男子ゴルフツアーのダンロップフェニックストーナメント第2日が15日、宮崎市のフェニックスカントリークラブで行われ、首位と2打差からスタートした松山英樹が1イーグル、5バーディ、1ボギーの6アンダー65で回り、通算10アンダー2位へ浮上した。決勝ラウンドでは2014年大会以来2度目の優勝を目指す。同組の石川遼は68でまとめて通算3アンダー36位。同じく同組で回った16歳のアマチュア・松山茉生は67で回り、通算イーブンパー58位で決勝ラウンドへ進んだ。9アンダー62をマークしたマックス・マクグリービー(米国)が通算14アンダーで単独首位に立った。
画像: 2日目、6アンダー65の好スコアをマークして2位に浮上した松山英樹(写真は初日)

2日目、6アンダー65の好スコアをマークして2位に浮上した松山英樹(写真は初日)

6アンダー65の好スコアをマークして2位に浮上

千両役者が躍動した。

松山英樹は1番でバーディ先行させていい流れを作ると、4番パー5はグリーン手前から絶妙のアプローチでバーディ奪取。続く5番は第2打を1ピンの距離に乗せて連続バーディを奪った。

後半も13、14番でスコアを伸ばし、迎えた最終18番はさすがメジャーチャンピオンというプレーで大ギャラリーを沸かせた。ドライバーを振り切り、フェアウェイ左サイドをとらえると、残り187ヤードの第2打は8番アイアンで打ち、手前4メートルに2オン成功。このパットを決めてイーグルで締めた。

6アンダー65の好スコアをマークして2位浮上。「良かったんじゃないですかね。(トップが走っていたので)すごいなと思いながら、少しでも伸ばしていければと思っていた。13、14番を獲れてよかったです」と充実感を漂わせて振り返った。

アマチュアの松山茉生は68をマークし、予選通過

画像: アマチュア松山茉生の飛距離を「意識して振っていた」という松山英樹(写真は初日)

アマチュア松山茉生の飛距離を「意識して振っていた」という松山英樹(写真は初日)

この日も今年の日本アマを制したアマチュアの大器・松山茉生、同世代の石川遼と同組ラウンド。注目度の高さから多くのギャラリーに囲まれての一日となった。

「すごく楽しかったですし、今日3人ともそこそこのプレーできたし、良いラウンドだったんじゃないかと思います。(松山茉生には)僕は(ティーショットを)意識して振っていますけど、何回か勝てたので良かったと思います」

決勝ラウンドは首位に4打差を追う。

「まずは天気がもってくれること。明日プレーできることを期待して。昨日できたこと、今日できなかった部分もたくさんあるので、しっかりと反省してできればなと思います」

残り36ホールでどんなスーパープレーを見せてくれるのか、実力者の猛チャージに期待がかかる。

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