"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の6月末でサラリーマン生活を卒業した木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第43話目です!

今回は、前回に続いて伊豆の2コース、伊豆にらやまカントリークラブと三島ゴルフ倶楽部を制覇したお話です。

11月26日(火)、夕方19時に道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」に到着。夕食を摂り、22時就寝。と、ここまでが前回。では、夕食後3時間も何してたん? と思うでしょう。

このコラムの本題からは離れますが、息子の嫁・道本咲希が監督の作品「ほなまた明日」が、映画界の今年の新藤兼人監督賞にノミネートされ、名古屋のシネマスコーレで舞台挨拶する日程が決まり、その日が私の同族会社の決算取締役会と重なったため、役員に時間変更の電話連絡をしていたのです。外は激しい雨ながら、私の心はピーカンの快晴。もし機会があれば読者の皆様もぜひご観覧を。というわけで、以下、今回の日誌開始です!

綺麗な富士山に気分上々!

11月27日(水)、5時半起床、朝食を摂り、6時20分、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」を出発。6時41分、伊豆にらやまCCに到着。

画像: 伊豆にらやまCCの中コース6番(143Y・P3)。富士山が顔を出して一幅の絵のよう!

伊豆にらやまCCの中コース6番(143Y・P3)。富士山が顔を出して一幅の絵のよう!

スタートは7時54分で、今回は中→西をラウンド。このコースのメインは東→中。東コースと中コースは赤星四郎の設計だから、自然の地形を生かして飽きのこないレイアウトになっているのだとか。西コースも名匠・加藤俊輔の設計だから、ドライバーショットの落としどころにバンカーやマウンドを配置するなど、簡単ではない。

常連さんに聞くと、グリーンは海に向かって順目だそうだが、いつも海が見えるわけではないので、意識せずにパット数は18・15の33。

全体に、標高500メートル前後の山のてっぺんでラウンドしている感じで、冬場は西風に煽られっぱなし。勝手に名付けると「天空のゴルフ場」てか(笑)。

前半47。後半はいつも通り90切りを目指して42以下を目標にスタート。加藤俊輔のトラップをかいくぐり、ラスト9番のボギーパットが入って42のトータル89。やったぜ‼

前日、ブックオフで買った『ゴルフは呼吸打法でもっと飛ぶ』(120円)のお陰。やっぱりゴルフのスコアは金で買える⁉︎ ちょっと違うか(笑)。

画像: 伊豆にらやまCCで同伴いただいた左から中原さん、はむいち、今城さん。杉原さんは急いでお帰りになりました

伊豆にらやまCCで同伴いただいた左から中原さん、はむいち、今城さん。杉原さんは急いでお帰りになりました

バックスウィングで息を吸い、トップからは息を吐きながら振り下ろす、というのが前述の本の骨子。若い頃、ベンチプレスの大会で150キロを挙げたときの要領と同じだと確認。力を入れるときに息を吐くのは全スポーツ共通。要は息を止めなきゃいいんですよ。

同伴の杉原さん56・41の97。今城さん51・50の101。中原さん48・48の96。

伊豆にらやまCCは、昔はジャイアンツの選手がよくラウンドしていたそう。正力さんの記念植樹もありました。スタッフから「本日休みのスタッフが『ゴルフばか日誌』の大ファンなので、よろしくと言っていました」と。嬉しい限りです。

14時に終わり、15時半ゴルフ場を出発。再び道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」へ。

15時40分、マックスバリュで夕食の買い物。アジフライ、納豆、ケチャップ、発泡酒、サワー、バナナ、キャベツ、食パン計1123円。

道の駅に17時着。夕食を摂り、飲んで、スマホをいじり、20時就寝。

この時期でもスタート1時間前にクラブハウスオープンは素晴らしい!

11月28日(木)、4時半起床、5時朝食、永谷園のお茶漬けと昨夜の残りで。道の駅内にコンビニがあるので、お茶漬けに湯を入れてもこぼさずに済むのは大助かり。ざっと駐車場を見渡すとトラック2台を含め50台が停泊。道の駅で休憩する人がどんどん増えていますね。

5時35分出発。国道1号を真っ直ぐ北へ進み、6時に三島GC到着。さすがPGM、6時にクラブハウスは開いていました。アウト7時6分スタートなのだから当たり前だけど。でも1番スタート時間の30分前にならないと開門しないゴルフ場も。「ゴルフ場にはスタートの1時間前に到着するのがマナーです」って、昔は雑誌で書いてあったのに。その点、PGMとアコーディアは素晴らしい。こっちは助かる。

1人予約で、おひとり様、連絡なしのキャンセル。寝坊かな? 寝坊でも連絡はちゃんと入れんといかんがや、頼んますよ。

画像: 三島GCの11番(172Y・P3)

三島GCの11番(172Y・P3)

で、3人でのラウンド。同伴の田中さんは42・42の84。遠藤さんは股関節の手術で1年9カ月ぶりのラウンドながらラスト18番パーなら100切り、私も同じく18番がパーなら90切りがかかりながら、お互いにダボを叩いて夢弾ける。私45・46の91。遠藤さん50・51の101。

このコースはもとは小佐野賢治さんの国際興業のゴルフ場で、設計が青木功プロだからグリーンが速いのなんのって。しかも芝目が相模湾に向かって順目だから前半は苦労しました。ただ、距離は比較的短めで、そのわりにフェアウェイが広いのでスコアはまとまりそう。カップルの2サムが多いのは、男性がいいところを見せられるから、と読んだのですがどうでしょうか(笑)。

画像: 三島GCでご同伴いただいた左から田中さん、はむいち、遠藤さん

三島GCでご同伴いただいた左から田中さん、はむいち、遠藤さん

東京からのお忍びにはちょうどよい距離かも。コース全体が南斜面なので、冬、雪が降らない、降っても積もらないのがいいのだそうです。

13時に終わり、14時15分に出発。清洲城まで下道で265キロ。順当にいけば6時間後に帰宅できるはずだが、15時30分清水東で渋滞、16時25分新大井川橋を渡り、17時掛川のスーパーマーケット バローでトイレに寄り、コーヒーを買う。18時10分ローソン浜松米津で肉まん、アジフライ、キレートレモンを買って夕食と休憩。19時37分蒲郡JAガソリンスタンドで給油し、21時44分、無事清洲城に帰還しました。途中仮眠ナシはいいのか、悪いのか(笑)。

●日本のゴルフ場:1097カ所
●今回の走行距離:315キロ
●今回の必要経費:伊豆にらやまCC8850円、三島GC1万70円、ガソリン代5355円、飲食代2513円、合計2万6788円

次回は山口県の和木ゴルフ倶楽部、徳山カントリークラブ、山口レインボーヒルズ泉水原ゴルフクラブを攻略予定。なお、12月10~23日まで山口県内の12コースを攻略する予定です。

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