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ホールインワンを決め、抱き合うタイガー親子(写真/Getty Images)
リッツカールトンGC(フロリダ)4番176ヤードのパー3。チャーリー・ウッズが放った7番アイアンのティーショットは鮮やかな放物線を描きピン手前2メートルをとらえるとスルスルと転がり真ん中からカップに吸い込まれた。
ホール・イン・ワン!
グリーン面が見えず肩をすくめ戸惑ったような表情を見せたチャーリーだがエースを達成したとを知ると父とガッチリと抱き合い至福の瞬間に酔いしれた。
「最高でした。7番でちょっとカット目に打ったのですがエースを決めることができてとても楽しかったです」
タイガーも「あれはこれまでで最高のハイライトだったね」とご満悦。
「去年3番(パー5)でチャーリーが初めてイーグルを決めて今年は4番でエース。魔法のような2ホールだね。サム(長女)がキャディをしてチャーリーがいいプレーをして家族の絆が深まった。本当に幸せな時間だった」(タイガー)
しかし勝ったのは息子ジェイソンとペアを組んだ67歳のランガー組。18番パー5でおこなわれたプレーオフ1ホール目でタイガー組がイーグルチャンスを惜しくも外すなかパパ・ランガーが6メートルのイーグルパットをきっちり沈めて優勝。彼にとってこれが6回目(その都度パートナーは違う)のPNCチャンピオンシップ制覇である。
「チーム・ランガーには脱帽だ。勝てなかったけれど今日は誰もミスをしなかった。ミスをしない相手とプレーするのは最高に楽しい」とタイガー。チャーリーも「言葉にならないほど凄かったです。(ランガーは)ミスを1つもしなかったんですから」と尊敬の眼差し。
ランガーを褒めるかたわら父のプレーについても「悪くなかったよね」とからかったチャーリー。父は照れて「まぁ、まぁ、それはね」と苦笑い。
「彼(チャーリー)がまだ15歳だということを忘れがちだけれど、日々成長し15歳とは思えないようなことをなし遂げている。自分が彼の年齢だった頃よりずっと球も飛ぶしゴルフも上手い。羨ましい」
父が褒めると息子は「でもパパのほうがいっぱい勝ってたよね」。すると「パットを決めていたからね(笑)」と父。
年の瀬になってようやくタイガーは今年一番の笑顔を見せた。