軽くて邪魔にならず機能も豊富!

ティーインググラウンドからメインターゲットまでの距離が大きく表示されるメイン画面
幼なじみと超久々に会った。話すとゴルフにハマっていて、シングルになったと自慢。運動では負けたことがなかった私は「勝負しよう!負けたら先生と呼べ!」と互いに盛り上がり対戦することに。
しかし、あえなく撃沈。その“先生”に「距離計が欲しいけど、上手くなってからのほうがいいな?」と質問すると、「上手くなるために買おう」と先生。測って打つを繰り返すことで距離感が磨かれると言う。やつは腕時計型のGPS距離計を使っていて、「上級者はレーザーじゃないの?」と聞くと、「マネジメントの基本はグリーンセンター狙いだからピンまでの距離は要らない! 」とのこと。
あといちいち取り出すのが面倒だとも……。
「GPSって高くない?」というと、『グリーンオン THE GOLF WATCH NORM GN301』を教えてくれた。驚いたのは1万9800円という値段。お手頃になったレーザーよりも安い。ティーインググラウンドからメインターゲットまでの距離が大きく表示されるメイン画面。ホール全体も表示してくれるので初めてのコースでも安心。ハザードまでの距離もアイコン付きで表示。
ホールを横から見た形状と高低差を考慮した打つべき距離もしっかりわかる。そしてグリーンのアンジュレーションまで! グリーンのフロント・センター・バックまでの距離も同時に表示し、全て直感的に操作できるのが嬉しい。
ショットとスコアを自動的に保存してくれて、ラウンド後、アプリで分析もできる。やつが言うように距離を正確に把握して打つことで課題が明確になる。もしかしてクラブを買い替えるよりもスコアアップに繋がるかも? 問題は一緒にラウンドしていない“先生”のアプリチェックでのダメ出し。口が悪いのは昔と変わらないのでかなりムカつく。俺のほうが運動神経良かったのに……。
商品詳細

時計左上にある「メニュー」キーを押すと、欲しい情報が即座に手に入る。新機能としてグリーンアンジュレーションもわかるようになった。
◎サイズ/56.7mm(高さ)×40.7mm(幅)×12mm(厚さ)
◎腕回り/140~220mm
◎重量/約43g(バッテリー含む)
◎ディスプレイ/1.28インチ、反射型カラー液晶(バックライト付き)
◎バッテリー/充電式リチウムイオン電池
◎連続使用時間/時計のみ:最大約10日、GPS使用時:最大24時間
※いずれもバックライト・Bluetoothがオフの場合
◎防水性能/3気圧防水
◎測位方式/GPS(L1C/A)・みちびき(L1C/A)対応、DGPS:みちびき(L1S)・SBAS対応
◎価格(税込)/1万9800円
TEXT/Motoharu Tajima
PHOTO/Takanori Miki
※週刊ゴルフダイジェスト2025年2月11日号「GG&G」より