ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は、「納得のミス」がテーマです。
画像: どんなレベルのゴルファーでも必ず出てしまうのがミスというもの(写真はイメージ)

どんなレベルのゴルファーでも必ず出てしまうのがミスというもの(写真はイメージ)

自分のゴルフを冷静に正しく見極めたい

ゴルフにミスは付き物。プロや上級者でも18ホールプレーする中で、本当に納得のいくショットは2、3回だけ。などという話も聞きます。とするとほとんどのアマチュアゴルファーにとっては、「致命的なミスを犯さず、なんとかそこそこのミスショットを紡いでスコアを作っていく」。これがゴルフの本質ともいえるのかも知れません。

どんなレベルのゴルファーでも必ず出てしまうミス。そのミスと、どのように向き合っていくのか。ミスした後は誰でも失望したり、ショックを受けたり、慌てたりします。でもそれを引きずらずに、気持ちを切り替えていかにポジティブにプレーを進めていくか。これがゴルフではとても大切なこと、とよく言われます。

また、もう一つ上達を望むならそのミスという経験を自分のゴルフにどう活かしていくか。これも長い目で見たらとても大切なことではないかと考えています。ミスを自分のゴルフの糧にする。そんなミスとの向き合い方について考えていきたいと思います。

ミスといっても様々。チョロやダフリなどショットそのもののミスもあれば、攻略ルートのミス、風などのジャッジミスもあります。

でもこだわって欲しいのは、自分の意図したプレーが出来たかどうか。プレー中は、自分の意図した結果にならなかったことを、全てミスだと考えてしまいがちですが、ゴルフでは自分にはコントロール出来ない不確定要素が沢山あります。

ときにはひどいアンラッキーに見舞われることもあるでしょう。悪い結果=自分のミス、と全て考えていたらなかなかポシティブに気持ちを保っていくも大変ですし、自分のゴルフを過少評価することにもつながってしまいます。

例えば、自分としては納得のいくショットで思った通りの距離を打てたはずなのに、グリーンに届かなかったり、大きくオーバーしたり。パッティングで、自分では思った通りのラインに打ち出せたはずなのに、カップには入らなかった。こうしたケースは、私的にはミスではない、ミスの中でも「納得のミス」と考えるようにしています。

その状況で自分が出来ることを100%やり切ったと思えれば、結果が伴わなくてもOK。このような「納得のミス」を増やしていけば、長い目で見て自分のプレーの質を向上させていけるはず。

一打ごとに、そのショットが自分の意図したイメージことにどれだけ近付けたか。起こった結果だけに一喜一憂するだけではなく、「自分が納得出来る内容かどうか」にこだわって、プレーを進めていくのです。

自分がいつもやっているのは、スコアを付ける時に、「納得のミス」でのボギーやダボなら数字に○を付けること。逆に結果オーライのパーやバーディーには△を付けます。結果オーライのパーよりも、納得のナイスボギー。

後からプレーを振り返った時に、数字だけでなく、プレーの内容、質を自分なりにしっかり見極め、評価していくことで、その後のプレーに活かしていくことが出来ると考えています。

レベルに応じて、自分のゴルフを冷静に正しく見極め、「ナイスボギー」を増やしていく。レベルアップを目指すなら、こんな考え方も参考にしていただけたらと思います。

This article is a sponsored article by
''.