今年の開幕戦ザ・セントリーからQi35ドライバーを投入、優勝した松山英樹に次ぐ32アンダーの2位で2025年をスタートさせた。
画像: コリン・モリカワ/1997年生まれ。カリフォルニア大バークレー校を卒業後、2019年プロ転向。2020年全米プロ、2021年全英OPのメジャー2勝。昨年のZOZOチャンピオンシップ優勝でPGAツアー通算6勝

コリン・モリカワ/1997年生まれ。カリフォルニア大バークレー校を卒業後、2019年プロ転向。2020年全米プロ、2021年全英OPのメジャー2勝。昨年のZOZOチャンピオンシップ優勝でPGAツアー通算6勝

画像: 長さ45インチ。シャフトはディアマナD+の60グラム、フレックスTX。チップ側を切ってシャフトの長さを調整しているそうだ。ロフトは9度を9.5度に調整して使用

長さ45インチ。シャフトはディアマナD+の60グラム、フレックスTX。チップ側を切ってシャフトの長さを調整しているそうだ。ロフトは9度を9.5度に調整して使用

契約するテーラーメイドのカーボンウッド4代目に当たるQi35シリーズの〝LS〟モデルをチョイスしている。昨年は前モデルQi10のMAXだったが、今年はQi35 LSとロースピンタイプ。Qi 35シリーズは、Qi10に比べて全体的にスピンが入りやすく、球もつかまりやすく、上がりやすくなったという評価。スピンが入りやすいぶん、MAXではなくLSがモリカワの最適スピンエリアになったと思われる。本人はテストの際、LSのマットグレー仕上げのヘッドがアドレスした際しっくりくると気に入り、弾道自体も曲がり幅が少なくなったと語っている。

画像: 3Wはシーズン中でも頻繁に入れ替えることが多い。今は2020年発売モデルのSIM Ti ロケットを使用。ロフトは14度。FWは高打出し&低スピンのモデルが好みで、その要望を満たす1本とのこと

3Wはシーズン中でも頻繁に入れ替えることが多い。今は2020年発売モデルのSIM Ti ロケットを使用。ロフトは14度。FWは高打出し&低スピンのモデルが好みで、その要望を満たす1本とのこと

フェアウェイウッドは3WがSIM Tiロケット、5Wは昨年からのQi10。3WはQi10やSIM2を使うこともあったが、今は使用歴の長いこのモデルを使っている。

画像: P7CBは当たりが薄くなった時も距離とスピン量がブレない点を評価。P730はプロ転向後から長く愛用、コントロール性と高い球を打ちやすい点を評価

P7CBは当たりが薄くなった時も距離とスピン量がブレない点を評価。P730はプロ転向後から長く愛用、コントロール性と高い球を打ちやすい点を評価

アイアンは4IからPWまでテーラーメイドのPシリーズによるトリプルコンボセッティング。4Iが中空ヘッドのP770、5Iと6IがP7CB、7IからPWがP730。アイアンに定評のあるモリカワは、「それぞれの番手の役割をはっきりさせて、それに見合ったアイアンを組んだ結果です」と語っている。ちなみに7IからPWは、昨年はハーフキャビティのP7MCだったが、今年はマッスルバックのP730に戻している。この4本は、操作性をより重視したことがわかる。

画像: 60度はTWグラインドモデル。以前使っていたウェッジよりも、ヘッドが軽量でコントロールしやすいと気に入っている。シャフトはダイナミックゴールドのS400でアイアンよりもやや軟らかい

60度はTWグラインドモデル。以前使っていたウェッジよりも、ヘッドが軽量でコントロールしやすいと気に入っている。シャフトはダイナミックゴールドのS400でアイアンよりもやや軟らかい

ウェッジは50、56度がMG(ミルドグラインド)4、60度は同シリーズのタイガー・ウッズモデル。「以前はもっと重いウェッジを使っていましたが、時々、リーディングエッジが前に出てボールに喰い込んでしまう問題がありました。MG4にしてからヘッドが軽くなり、それが解消できています」(本人)。

画像: 長く愛用しているパター。転がりが安定するピュア・ロール・インサートとフェースセンターから打ち出せるイメージが出る点を気に入っている

長く愛用しているパター。転がりが安定するピュア・ロール・インサートとフェースセンターから打ち出せるイメージが出る点を気に入っている

パターはブレードタイプが好みで、今はテーラーメイドTPコレクションのソトを使用。ヘッドのカスタマイズはなく純正モデルのままだが、シャフトをディアマナP135というパター用に開発されたカーボンモデルを挿し、スーパーストロークのゼナジーツアーというテーパーレスの太グリップを装着している。

ボールはTP5x。ロングアイアンで安定したショットが生み出せるとのこと。スピン量と飛距離を両立できた点もお気に入りのポイント

2023年のZOZOチャンピオンシップ以来優勝から遠ざかっているが、メジャー3勝目、ツアー通算7勝目の祝杯を今年挙げられるか。

コリン・モリカワの最新クラブセッティング(開幕戦ザ・セントリー練習日に撮影)

1W/テーラーメイド Qi35 LS(9度→9.5度)・ディアマナ D+(60TX)
3W/テーラーメイド SIM Ti ロケット(14度)・ディアマナ D+(80TX)
5W/テーラーメイド Qi10(18度)・ディアマナ D+(80TX)
4I/テーラーメイド P770(22.5度)・ディアマナ D+(80TX)
5I~6I/テーラーメイド P7CB・ダイナミックゴールド ツアーイシュー(X100)
7I~PW/テーラーメイド P730・ダイナミックゴールド ツアーイシュー(X100)
AW・SW/テーラーメイド ミルドグラインド4・ダイナミックゴールド ツアーイシュー(S400)
LW/テーラーメイド ミルドグラインド4TW・ダイナミックゴールド ツアーイシュー(S400)
PT/テーラーメイド TPコレクション ソト・ディアマナP135(1.0)
BALL/テーラーメイド TP5x
※スペックは編集部調べ
※1Wはネック調整でロフト調整で9度→9.5度
※スタッツは2月27日時点のもの

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