『ELYTE ♦♦♦』を使う河本結は、「このモデルは前モデルよりスピン量が少なくて、今は1900〜2000回転くらい。昨年の終盤は230Yくらいだったのですが、今は250Yは余裕で飛んでいる。とにかく飛距離が伸びました。初速が速くて、スピンが少ないからランも出てくれる。あと球が強いことも気に入っています」。

『ELYTE ♦♦♦』を使用する河本結
同じく『ELYTE ♦♦♦』を選んだ政田夢乃は、「初速が上がって、前に飛ぶ感じがするので替えました。飛距離もちょっと伸びた感じ。顔も小ぶりな感じが好きで、好みに合っています」(政田夢乃)と『ELYTE』の飛距離性能の高さを挙げる。

『ELYTE ♦♦♦』を使用する政田夢乃

『ELYTE ♦♦♦T(プロトタイプ)』を使用する柏原明日架
一方、『ELYTE ♦♦♦T(プロトタイプ)』を使う柏原明日架は、「やさしいながらも操作性が高い。元々ヒールヒットが多くて、試合でプレッシャーがかかってくるとスライスの幅が大きくなるのですが、明らかにスライスの幅が減っています。運命のクラブに出合った感じ」と、飛距離性能だけでなく、やさしさと操作性も評価する。
開幕戦で2位タイの木村彩子は未発表モデルの『♦♦♦ MAX(プロトタイプ)』を使用。「顔もいいのですが、飛距離が伸びたことがスイッチした大きな理由。前作よりも飛距離がすごく出るし、初速が速い。私が使っている『♦♦♦ MAX』はノーマルの『♦♦♦』よりも少しつかまりやすいので、私にはマッチしています」。

『♦♦♦ MAX(プロトタイプ)』を使用する木村彩子
同じく未発表の『♦♦♦ TD(プロトタイプ)』を使い初日2位スタートのルーキー、吉田鈴は、「自分でつかまえにいかなくても“そこそこ”つかまってくれるクラブが好き。このモデルは『♦♦♦』よりもつかまりがいいんです」と、それぞれ未発表モデルの特性を話す。

『♦♦♦ TD(プロトタイプ)』を使用する吉田鈴
開幕戦でトップ10のうち4人が使用したキャロウェイ『ELYTE』シリーズ。今シーズンの国内女子ツアーを席巻しそうな勢いだ。
PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki
※「週刊ゴルフダイジェスト」2025年4月1日号 【What's in the Bag?ツアーの現場から旬盛!】より