2025年3月21日、キャロウェイゴルフ(本社:東京都港区)が「ELYTE」シリーズの追加モデル「ELYTE MINIドライバー」を発表した。どのような性能になっているのか、詳しく見てみよう。

新たに発表された、キャロウェイゴルフ「ELYTE」シリーズの追加モデル「ELYTE MINIドライバー」。その名の通りいわゆる“ミニドライバー”でヘッド体積340ccとコンパクトなサイズで設計されたモデルとなっている。

画像: キャロウェイゴルフ「ELYTE MINI ドライバー」(写真は11.5度モデル)

キャロウェイゴルフ「ELYTE MINI ドライバー」(写真は11.5度モデル)

ヘッドが小さいだけでなく、クラブ長も43.5インチ(純正シャフトの場合)と比較的短め。またロフト角のラインナップも11.5度、13.5度の2種ともドライバーにしては大きめになっている。

ヘッドが小さくクラブ長も短いため振りやすく、コントロールもしやすいなどといった要素から、ヘッドの大型化が浸透し、現在は460ccのドライバーが主流ななか、近年注目を集めているミニドライバー。キャロウェイゴルフも前作の「PARADYM Ai SMOKE」シリーズでも追加モデルとして「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINIドライバー」がラインナップされて、ELYTEシリーズでもその流れを継承した形だ。

もちろんELYTE MINIは既存の「ELYTE」シリーズと同様の技術を採用しているため、性能も進化している。

多額の設備投資によりプロトタイプ製作が従来の90分の1大幅に早まった影響で、ELYTE MINIの開発においても多くの試作、テストが行われた。結果としてヘッド形状もブラッシュアップし、前作よりややシャローで、かつ空気抵抗の大幅減少を実現したという。

画像: 既存の「ELYTE」シリーズ同様、クラウンにはサーモフォージドカーボンを採用。ヘッド形状は前作「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINIドライバー」よりややシャローで、かつ空気抵抗が大きく減少しているという

既存の「ELYTE」シリーズ同様、クラウンにはサーモフォージドカーボンを採用。ヘッド形状は前作「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINIドライバー」よりややシャローで、かつ空気抵抗が大きく減少しているという

クラウン素材には航空宇宙分野でも使用されるサーモフォージドカーボンを採用し、重量配分を最適化。フェースには、本来ミスになるはずの弾道をフェースのたわみによって補正する「コントロールポイント」が前作の約10倍となった「Ai10Xフェース」を採用している点も、他のELYTEシリーズと同様だ。

画像: フェースも既存の「ELYTE」シリーズと同様に「Ai10Xフェース」を採用

フェースも既存の「ELYTE」シリーズと同様に「Ai10Xフェース」を採用

ソール前方には、約5グラムのスクリューウェートが装着されている。さらにソール後端には、約13グラムのウェートを配置。ドロー、ニュートラル、フェードと3つのポジションに付け替えられるようにすることで、弾道調整を可能にしながら、低重心化にも貢献しているという。

画像: ソール前方に約5グラムのウェートを配置。ソール後端には約13グラムのウェートを配置できる3つのポジションが用意されている

ソール前方に約5グラムのウェートを配置。ソール後端には約13グラムのウェートを配置できる3つのポジションが用意されている

純正シャフトは60グラム台の「TENSEI GREEN 60 for Callaway」。フレックスはS、SRの2種類から選べる。もちろん別途費用はかかるものの、その他多くのカスタムシャフトから選択することも可能だ。また、ネックの調整機能も搭載されている。

画像: 純正シャフト「TENSEI GREEN 60 for Callaway」(写真はSフレックス)

純正シャフト「TENSEI GREEN 60 for Callaway」(写真はSフレックス)

発売日は2025年4月18日、価格は8万8000円から(税込)。最新技術が詰まったミニドライバー、ぜひ一度チェックしてみてはいかがだろうか。

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