松山英樹がマスターズを制した21年、その前週に梶谷翼が優勝した「オーガスタ女子アマ」。今年は梶谷を含む日本人3名が参加。チャンピオンズ・リトリートGCで実施された2日間の予選ラウンドの結果、新地真美夏と倉林紅がマスターズの会場であるオーガスタナショナルGC行きを決めた。2日目から現地に入ったゴルフダイジェストの特派編集者のレポートをお届けする。
画像: インタビューを受けるメーガ・ガンネ

インタビューを受けるメーガ・ガンネ

オーガスタ女子アマ初日に「63」の大会記録を更新して単独首位に立った米国のメーガ・ガンネ。すごい記録が出たのは分かったが、いったい誰なんだ⁉ 開場にいた大会関係者に「彼女ってすごいの?」と聞いたところ、「え? 彼女を知らないの?」とニヤニヤされてしまった。

彼によると、タイガー・ウッズの母校・スタンフォード大学に所属するスター選手。試合中にギャラリーに応えてポーズを決めたりして会場を沸かすことも多く、今アメリカで注目されている選手らしい。彼女の両親はインド人で、彼女の国籍はアメリカ。アジアにルーツを持つのもタイガーと一緒だ。

現在大学3年生だが、21年の笹生優花が優勝した全米女子オープンに出場。3日目を終えて首位のレキシー・トンプソンとは4打差、2位の笹生とは3打差の3位タイに位置していた。しかし、最終日は「77」と大きく崩し、優勝争いに加わることはできなかったが、それでもベストアマを獲得している。

画像: サインに快く応じるメーガ

サインに快く応じるメーガ

ラウンドの合間にはファンからサインをねだられ、ラウンド後には多くのメディアに囲まれる姿もタイガーそのもの。

ちなみに、初日「63」という大会新記録で首位に立ったものの、2日目は3バーディ4ボギーの「73」と崩れ、3位タイに後退。とはいえ、初日のアドバンテージにより、首位と1打差。このあとのスケジュールはオーガスタナショナルGCで実施される金曜の練習日を挟み、土曜が最終日。

23年、24年とオーガスタナショナルGCでラウンドしているが、「74」「76」とあまり振るわない。とはいえ、何があるかわからないのがオーガスタ。タイガーが活躍した聖地で、今年はどんなプレーを見せてくれるのか、注目だ。

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