4月10日に開幕するマスターズ。開催コースであるオーガスタナショナルGCのフレッド・リドリー会長とマスターズ・トーナメントが7日、5度のマスターズ王者、タイガー・ウッズと教育とゴルフの地域貢献で提携することを発表した。
画像: 5度のマスターズ王者タイガー・ウッズ(PHOTO/Blue Sky Photos)

5度のマスターズ王者タイガー・ウッズ(PHOTO/Blue Sky Photos)

そのひとつが「ザ・パッチ」と呼ばれるオーガスタ市営のショートコース(18H)「オーガスタ・ミュニシパル・ゴルフコース」の改修。地域住民がゴルフを楽しみ、学ぶことができるようにタイガーが設計を行い、併設する9ホールを新設する。

リドリー会長は「本日の発表は、オーガスタにとって重要な節目であり、我々の地域社会と偉大なマスターズチャンピオンの一人であるタイガー・ウッズとの絆を深めるものです。TGR財団(クラブとウッズの非営利団)と提携し、オーガスタ地域に共同投資できることに感謝しています。このパートナーシップは、TGRラーニング・ラボを通じて、質の高いプログラムへのアクセスを広げ、次世代に具体的な形で影響を与えるという我々の共通の関心を反映しています。『ザ・パッチ』における我々の取り組みの中心には、手頃で魅力的なゴルフ体験を創出するという強い想いがあります。ゴルフゲームを学び、愛する機会を提供すること、そしてゴルフ業界での雇用への道筋を築くことにも同等の重要性を置いています。この計画を実現するために、TGRデザインがプロジェクトパートナーとして加わることを誇りに思います」とコメントした。

タイガーも動画でコメントを寄せた。

「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブと提携し、周辺地域社会に貢献できることは本当に特別なことです。教育とゴルフに対する私の情熱は長年のものであり、オーガスタ・ナショナルおよびオーガスタの街との関係も長い歴史があります。これは次世代に活力を与え、意味のある教育プログラムと楽しく手頃なゴルフへのアクセスを提供する、変革的な機会です。オーガスタ・ナショナルと共にこの両プロジェクトを現実にするのが楽しみです」

さらに、公式インスタグラムを更新し、「次世代を元気づけ、インスピレーションを与える機会を作ることができることは大きな意味があります(一部抜粋)」というコメントとともに文書画像を掲載した。

タイガーはトレーニング中に負った左アキレス腱断裂の修復手術を受け、現在リハビリ中。今大会は欠場するが、2019年の復活優勝や22年の復帰戦での予選通過のような復活劇を期待したい。

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タイガーの近況

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