マスターズの興奮冷めやらぬなかPGAツアーは今週72人のエリートフィールドが競うシグネチャーイベントRBCヘリテージを開催している。大会初日ジャスティン・トーマスがいきなり61をマークし単独トップに立ったが上位にはスコッティ・シェフラー(2位タイ)、ウィンダム・クラーク(4位)、マシュー・フィッツパトリック、ゲーリー・ウッドランド(ともに5位タイ)らメジャーチャンプが目白押し。そして先週グリーンジャケットに限りなく近づいたジャスティン・ローズも好調を維持している。

マスターズの主役ローリー・マキロイは出場していないが44歳のローズは疲れ知らず。この日も上がり2ホール連続バーディを決め4アンダー67、10位タイの好スタートを切った。

画像: 先週のマスターズではプレーオフでマキロイに惜敗したジャスティン・ローズ。今週のRBCヘリテージ初日も10位タイスタートと、好調を維持している(写真は2025年のマスターズ 撮影/Yoshihiro Iwamoto)

先週のマスターズではプレーオフでマキロイに惜敗したジャスティン・ローズ。今週のRBCヘリテージ初日も10位タイスタートと、好調を維持している(写真は2025年のマスターズ 撮影/Yoshihiro Iwamoto)

プレーオフで敗れはしたがマスターズ勝利に限りなく近づいたローズの強さ&若さの秘密が改造RV車にあると『RVニュース(RV車に特化したニュースを提供するメディア)』が報じている。

マスターズ予選ラウンドをトップで通過したローズは会見で改造RV車(本人いわく“移動式ヘルスセンター“)のおかげでプレーの質が向上したと語っている。

ちなみに『バンガード誌』には「このRV車はジムというよりリカバリーカー」だと説明した。

「これを所有している最大の理由はイギリスに住んでアメリカでプレーしているから移動が多いから。そんななかどうすれば体の負担を軽減できるか、PGAツアーでプレーし続ける能力とモチベーションを維持できるかを考えた上での対策です」

「体の消耗を少しでも軽くしたい。そのためにできることがあるならいくらでも投資します。若さを保ちたいですから」

23年にRV車を購入したローズは内部を劇的に改造した。ソファーを取り払い日焼けマシーンのような赤色光ベッドを設置。カプセル状の機械に入ることで細胞を活性化させる効果を狙っている。

リビングには備え付けのバイクが鎮座。酸素ボンベが接続されておりバイクを漕いでいる間酸素を補給し続けることで心拍数を120以下に抑えることができる。

ベッドの代わりにあるのは巨大なバスタブ。温水はもちろん水温を5度の冷水にすることもでき、冷水と温水交互に浸かることで筋肉を回復させている。

さらにデトックス効果のあるスチームシャワーと赤外線サウナまで完備したこの車は単なるRV車ではなくヘルス&ウェルネストレーラーと呼ぶべきか。

詳しい車内の様子はGOLF.comの公式SNSで紹介されている。

ネットフリックスのゴルフドキュメンタリー『フルスイング』で激しいトレーニングの様子が放映されているが、ジムで体をいじめ抜いたあとリカバリーカーでヒーリング。これが44歳のローズが親子ほど離れた(久常涼は22歳)若手相手に活躍し続けられる秘訣なのだ。

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