女子ゴルフ第6戦「KKT杯バンテリンレディスオープン」が熊本県の熊本空港CCで18日に開幕した。初日を終え、注目のルーキー吉田鈴は3アンダー9位タイでスタートし、トップと2打差の位置にいる。吉田と同期のルーキー荒木優奈ら3人が5アンダーでトップに立った。
画像: 「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初日3アンダー9位タイの吉田鈴(開幕戦撮影/岡沢裕行)

「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初日3アンダー9位タイの吉田鈴(開幕戦撮影/岡沢裕行)

「久しぶりに30パットを切れました」

吉田は6バーディ3ボギーの66をマーク。

「すごく良かったです。パターが25パットで、久しぶりに30パットを切れました」

6番、7番、そして13番、14番でも連続バーディを奪い、14番では7メートルの長いバーディパットも沈めた。

ダイキンオーキッドの開幕戦では初日3アンダーで2位スタートし、3日目まで6位と上位争いを繰り広げた。2戦目は45位に終わったが、初日は8位、3戦目も2アンダーの22位で、3戦連続で予選通過を果たし、ルーキーとして上々の滑り出しを見せていた。しかし、4戦目と5戦目は予選落ちとなり、結果を残すことができなかった。

「コースを知らないことや、開幕2戦で体力的に疲れてしまったことが原因です」と直近2試合の不調の理由を語った。その対策として、「月曜日はクラブを握らない日にして、トレーニングは続けています」と述べた。

トレーニングについても「がっつりやっています」と元気満々だ。

「予選を通過してポイントを貯めていきたい」

初日同組で回った前週優勝争いの入谷響や中村心、初日トップの荒木優奈ら、昨年プロテストに合格した97期生は逸材の宝庫。ルーキーの多くが「一番に勝ちたい」と語る中、吉田は「もちろん1番がいいですが、まずは予選を通過してポイントを貯めていきたい」と述べた。

4月13日時点でのポイントは「54.21」であり、メルセデスランキングは42位でシード圏内に位置している。暫定リランキングの順位は13位で、QTランキングは36位で今シーズンをスタートした吉田は、前半に多くの試合に出場でき、順調であれば後半の出場はもちろん、来季の出場権も得られるペースで戦っている。

「どれだけ好調をキープできるか楽しみです。リズムよくプレーしたいです」と予選通過と初優勝を目指して2日目に臨む。

吉田鈴のこれまでの活躍

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