日本開催のアジアンツアー「インターナショナルシリーズジャパン presented by Moutai」(カレドニアンGC・7116Y・パー71)の2日目。初日に続き67で回った杉浦悠太が8アンダーで4位に浮上。2日連続ノーボギーで決勝ラウンドに進出した。

米国のジェームズ・パイオットとタイのスティパット・プラティプティエンチャイと回った杉浦悠太
国内ツアーで3試合に出場した杉浦は、開幕戦で予選落ち、2戦目の「前澤杯」で53位、3戦目の中日クラウンズでは48位と、前週まで本調子ではなかった。
「(先週まで)あまり良くなかったですけど、ちょっとずつ良くなりそうな感じはあって、それが今週何とか良い状態まで来れたかなと。基本ショットが微妙でしたけど、今週練習ラウンドからちょっとずつ良くなって、この2日目はさらに良くなっている感じです」と、調子は上向き。2日連続で4バーディを奪いノーボギーラウンドが続いている。
「同じイメージで振っているつもりが、違う動き方をしていて、思っているスウィングが中々できていなかったんですけど、そこが自分の振った感じと実際のスウィングが合ってきたので、修正でき始めてきたのかなと思います」という杉浦。ただ、パッティングには納得していない。
「ショートパットがまったく入らないんです。ミドルパットのバーディパットのほうが入っていますね。たまに(ピンに)つかなかったショットのパットが入ったり、逆にチャンスのほうが入っていないです。ボギーがないおかげで積み重ねられています。ショートパットのラインが読めないですね。(グリーンは)速くはないですけど、芝目とかが影響しているのかな」
11アンダーでトップのルーカス・ハーバートとは3打差。残り2日間。良くなっているショットとパッティングがかみ合えば、優勝が見えてくる。