
プロサーファー・都筑有夢路(つづき・あむろ)とインストラクター・宮林雄規(みやばやし・ゆうき)
サーフボードをゴルフクラブに持ち替えて――念願のゴルフを初体験した東京オリンピックのサーフィン競技メダリスト・都筑有夢路。ゴルフウェアも様になるのはさすが、トップアスリートだ。
室内レッスンに続き、コースレッスンも担当したのは、都筑と同年代のゴルフインストラクターで趣味はサーフィンという宮林雄規。
「初心者がコースでつまずくポイントは結局、アプローチやパター。狙い方や距離感の作り方などは、コースで実際にやってみないとわかりませんから、ショートゲームを中心にシンプルに教えます。コースで細かくスウィングは教えません」(宮林)
サーフィンも自然のなかで楽しむスポーツ。コースを歩きながら「雲がきれい、神様がいそうです」と気持ちよさそうな有夢路さん。

とにかく楽しそうにプレーする有夢路さん。「まずはボールが当たる面白さを感じてほしいんです」(宮林)
「普段は海にいるから緑の中にいる感じがすごくいいんです。海でパドルするより歩くほうがラクですよ。波が小さいとパワーも小さく波が割れる場所も手前にあるから距離も近くすぐに行けるけど、波が大きくなると波が割れる場所が沖になるから距離も遠いし波に潜って出ていく(ドルフィン)もめっちゃ体力が必要です。パドルには型や練習法があるわけではなく、ひたすらやる。ラクな方法はないですね」
テーラーメイドに用意してもらったクラブのうち、ドライバー、9I、SW、パターの4本を使い、ルールやマナーも都度教わりながらプレー。最初は「緊張します」とスウィングもぎこちなかったが、徐々に伸び伸びと、リズムよく振れるように!
「室内でレッスンしたときもですが、コースに出ても上手かったです! 普通は1度練習しただけでコースに出たら、そこまで打てませんが、すごくのみ込みが早いんですよね。トップアスリートの感覚的な部分もあるでしょうし、ゴルフとサーフィンの動きの共通点もありますから。体のコアの使い方や下半身の操作性なんかがバツグンにいいんです」(宮林)

自身のナイスプレーに素直に反応する有夢路さん。“喜びの舞”を何度も見せてくれました
「ハーフラウンドがあっという間でした。本当にすごく楽しかったです。室内での練習とまた全然違って、コースは景色がよいですし、パーッと開けている場所でプレーできることがすごく気持ちいい。傾斜があるのでバランスなどが変わるから、いろいろと考えて打たないといけない。それが難しいけれど、より面白いんです。ぜひ、ゴルフを続けたいです」(都筑)

これからも世界で戦いながら、サーフ&ターフ、楽しんでください!
初心者レッスン・コース編は明日発売の「週刊ゴルフダイジェスト」でお楽しみください!
PHOTO/Tadashi Anezaki
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