
5月13日、自身のインスタグラムにハタチの誕生日を家族で祝ったことを投稿した馬場咲希(24年撮影/姉崎正)
米女子ツアーでルーキーとして戦う今季はここまで5試合に出場して3試合で予選を通過。トップ10入りも経験し、ポイントランクは61位と出場試合の少ない中で健闘しています。
直近ではハワイで行われた全米女子オープン予選に出場し、たった1枠の出場枠を見事に獲得。2022年、高校2年生で全米女子アマを制してから3年、順調にステップアップしています。
さて、では馬場選手の米女子ツアーの“先輩”たちは、どんなハタチを過ごしていたのでしょうか?
ハタチに印象的な活躍をした選手といえば、やはりなんといっても渋野日向子選手でしょう。前年にプロテストに合格して臨んだ国内女子ツアーでは、5月のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで初優勝。
そして、勢いそのままに海外女子メジャーAIG女子オープンでも優勝。樋口久子さん以来、実に42年ぶりの快挙でした。
一方、2018年に19歳で米女子ツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」を制した1月生まれの畑岡奈紗選手は、2019年がハタチの年。
同年は「起亜クラシック」で米女子ツアー3勝目を挙げ、「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」と「日本女子オープン」を制する大活躍の年でした。同一年の日本タイトル2冠は1977年の樋口久子さん以来史上2人目。世界ランクでも3位にランクインしています。
女子ゴルフは早熟化が著しいと言われ、10代の選手の活躍も目立ちます(笹生優花選手が全米女子オープンを初制覇したのは19歳のときでした)が、やはりゴルファーとして経験を積んで脂が乗ってくるのはハタチを過ぎてから、というのが一般的。
ハタチを迎えた馬場選手、20代ではどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね。
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