
初日7バーディ1ボギーの66で9位スタートの馬場咲希(24年撮影/姉崎正)
馬場咲希選手が躍動しています。開催中のJMイーグルLA選手権初日を7バーディ1ボギーの66でラウンド。トータル6アンダーで、岩井明愛選手らと並び9位タイ、日本勢トップの好発進を決めました。
米LPGAの公式Xで“バーディマシーン”と紹介された岩井明愛
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x.com昨年の最終予選会をギリギリで通過して出場資格を得た今季、ただでさえ限られる出場機会のなかで、ツアー側のミスにより出られたはずの試合に出られないというアクシデントもありました。
それでも出場した試合で17位タイ、6位タイと結果を残してポイントを積み上げ、自力で来週開催のメジャー第1戦「シェブロン選手権」の出場権を勝ち取った馬場選手。
予選会では最終ホールのロングパットをねじこんでのバーディで今季の出場権をつかみ、17位タイに入ったブルーベイLPGAでは最終日のバックナインで上がり5連続バーディという大爆発で順位を大きく押し上げました。その終盤の強さは今週も初日から発揮され、上がり3連続バーディでのフィニッシュ。世界のトップでも通用する爆発力は、なにかを起こしそうな気配に満ちています。
奇しくも「シェブロン選手権」2日目の25日(金)にハタチの誕生日を迎える馬場選手。まさに伸び盛り、試合を重ねるとごに成長している真っ最中といったところでしょうか。
さて、他の日本人選手に目を向けると、先週の国内ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で予選落ちを喫した竹田麗央選手は5アンダー15位タイと好位置発進。
この試合でポイントを稼げば来週の「シェブロン選手権」出場が見えてくる岩井千怜選手も同スコアで、メジャー参戦に向けまずは順調なスタート。実力者・勝みなみ選手も5アンダー15位スタートです。
今週は来週に控えたメジャーの前哨戦とも言える試合。日本勢の活躍を期待しましょう。