今週は米女子ツアーはオープンウィーク。そんななか、国内ではSky RKBレディスが開催されています。この試合になみなみならぬ思いで臨んでいるのが、佐久間朱莉選手です。
画像: Sky RKBレディス初日、5アンダー3位タイの好スタートを切った佐久間朱莉(撮影/干川修)

Sky RKBレディス初日、5アンダー3位タイの好スタートを切った佐久間朱莉(撮影/干川修)

というのも、佐久間選手の世界ランクは現在82位。大会終了後に発表される世界ランクで75位以内に入ると、海外メジャー第2戦「全米女子オープン」に出場することができるのです。

冒頭で述べたように今週は米女子ツアーがオープンウィーク。そのため、国内でポイントを積み上げさえすれば出場が叶うとあって、気合十分。

そんな佐久間選手、初日を首位と3打差の5アンダーで3位タイでフィニッシュ。全米女子オープン出場に向けて、まずは好調な出だしです。

女子ツアーに詳しい中村修プロは言います。

「佐久間選手は昨年3勝を挙げた桑木志帆プロ、今年から米女子ツアーに参戦している岩井ツインズと同世代。同世代が大活躍するなか、自分は自分と周りを気にせずプレーできるようになったことが、今年の初優勝につながったと本人から聞きました」(中村、以下同)

そんな佐久間選手、米女子ツアーに対しては「いつかは自分もという思いがあるはず」と中村プロ。

「米女子ツアーでは同世代の選手たちが活躍していますし、昨年は(海外メジャーの)AIG女子オープンも経験しています。自分もという思いは当然あると思います。そのためにも今年は年間賞金女王級の活躍を残したいと思っているはずですし、当然、複数年シードが得られる国内メジャー制覇も視野に入っているはずです」

昨年の桑木志帆選手や、米女子ツアーでも大活躍している竹田麗央選手など、初優勝から一気にブレークした選手たちは多くいます。初優勝をきっかけに国内で“無双”して、突き抜けるように海外へ……佐久間選手も、そんな流れに乗れる可能性は十分にあります。

Sky RKBレディスが終わったとき、佐久間選手は世界ランク何位の位置にいるのか。まずは週末のプレーに注目です。

全米女子オープン出場資格者

笹生優花優勝、渋野日向子が2位の昨年大会をプレーバック

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