
1日54ホールプレープランを実施している益子CC
スタートは日の出から5時台までで、ランチ休憩は挟むものの終了は16時ごろ。丸一日ラウンドする、とにかく体力勝負のプランだ。実はこのプランは追加オプションで+9ホール、つまり1日で54ホール挑戦できるプランもあるという。
そこで、54ホールプランに毎年挑んでいる参加者に話を聞いた。
「思う存分ラウンドできるのは魅力的だし、最初は友人に誘われて興味本位で始めました。もう参加して5年になりますが、毎年参加し続けると『よし、今年もまだできるな』と健康維持のバロメーターにもなっていますね。体力が続く限り参加し続けたいと思っています。日の出から日没までクラブを振り続けるので頭と体は悲鳴を上げますが、それがまた楽しかったりして。いつも最終ホールは暗くなっているので、太陽との闘いという面もありますね。今年初めて参加したいという人は、前日から体力は温存していただき、次の日の予定は入れないほうが良いと思います(笑)」(星良介さん)
ちなみにこちらのプランは、早朝からスタートしてプレー終了が夕方以降になるためキャディバッグの運搬や積み降ろし、クラブ清掃などはセルフになる。そして54ホールに挑戦し、成功した人には"夏の鉄人"と印字されたオリジナルバッグタグが進呈される(数量限定・数に限りあり)。
益子カントリー倶楽部には宿泊施設があり、北武蔵カントリークラブの近くには温泉宿もたくさんある。体力温存のために前泊するのもありだ。熱中症対策は万全にしつつ、体力に自信のある人は参加してみてはいかがだろう(天候などにより追加9ホールができなくなる場合もあり)。
※週刊ゴルフダイジェスト2025年6月3日号「バック9」より