女子ゴルフの今季国内ツアー第12戦ヨネックスレディス第1日が新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブで行われ、宮田成華が1イーグル、5バーディ、ボギーなしの7アンダー65をマークして単独首位に立った。

65の7アンダーで首位スタートの宮田成華
インスタートの宮田が前半最後の18番パー5で大勢のギャラリーを沸かせた。ピンまで残り30ヤードの第3打でチップインイーグル。「ショットが安定していたので、とくに大きなミスもなく、ピンチもなく、1日回れたかなと思います」と満足そうな笑顔で振り返った。
いい流れに乗った。出だしの10番パー4で残り96ヤードの第2打を52度のウェッジで3メートルにつけてバーディを奪うと、12番パー4は3メートルを沈めてスコアを伸ばした。続く13番パー5は残り195ヤードを5番ウッドで2オン成功。楽々バーディとした。
「今季は比較的ショットが好調なときとそうでないときの差が縮まっている。全体的にショット自体が安定しているので、そのまま来れているかなと思います」

「元々柔らかい」という宮田は後半のスタートホールで入念にストレッチ
前週までのリランキングが16位まで上がっていることもプレーに心理的な余裕を生んでいる。
「それもあると思います。アグレッシブにピンを攻めていくゴルフができるようになったと思います」
初日首位発進は2023年資生堂レディス以来3度目で単独首位は初めて。
「まだ初日が終わったばかりなので、意識とかは何もないです。バーディ合戦になると思うので、バーディ数を増やしていけるような攻めのゴルフができたらいいなと思います」
プロ9年目でつかんだ初優勝のビッグチャンス。絶対に手放さない。