
練習日にドライビングレンジで談笑するブライソン・デシャンボー(撮影/Blue Sky Photos)
全米オープン直前の記者会見でもデシャンボーはYouTubeに関する質問に嬉々として応えている。
「他の選手からYouTubeチャンネルの立ち上げについてアドバイスを求められたことはあるか?」という質問に彼は「2人だけだけれどある」と答えフィル・ミケルソンとジョン・
ラームの名前を挙げた。
「フィル(ミケルソン)は非常に興味を持ってくれている。彼はコンテンツビジネスが単なる商業的な意味合いを超え未来やインスピレーション、教育、エンターテイメントに繋がると考えているんだ」
「昔ショートゲームシリーズを作っていたこともあるしね。フィルは一般の人に教えるということがどういう意味を持つかをよく分かっている」
デシャンボーもアプローチの天才ミケルソンとショートゲームについて意見交換することが多いそうで「バンカーやウェッジを駆使したアプローチの練習方法をいくつか教えてもらった」。それは自身のコンテンツにも反映されている。
ミケルソンとの交流がデシャンボーに「よしチャンネルをもっと面白くしていこう、というモチベーションを掻き立ててくれる」というから意外な交友関係だ。
そして語ったのが先輩ユーチューバーとして、もしかしたらこれから発信する側になるかもしれないミケルソンに送る3つのアドバイス。
「1つ目は自分らしさを大事にすること。2つ目は自分がやりたいコンテンツをやること。3つ目はコメント欄の意見に耳を傾けること」
「コメントに目を通して観ている人が何を求めているかを見極める。そこがもっとも重要なポイントだと思う」
自身のチャンネルが急成長した理由は「コメントを通して視聴者のニーズを知ることで実現できたと感じている。感謝しかない」と語った。
もうひとり興味を示していたラームは3児の父。「彼は家族のことで忙しい。家族重視の生活を送っている彼を尊敬している」とデシャンボー。
ラームのYouTubeチャンネルデビューはもう少し先のことになりそうだ。
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