昨年の全米オープンで劇的なメジャー2勝目を挙げたブライソン・デシャンボー。今シーズンも主戦場LIVゴルフでポイントランク2位と健闘するいっぽうで彼が立ち上げたYouTubeチャンネルが登録者数200万人を超える人気を博している。今週の舞台オークモントCCの練習ラウンドでコースの苛酷さを訴えた動画の再生回数も200万回以上。デシャンボーに共感する意外な人物の存在と人気コンテンツを制作するための秘訣を本人が語った。
画像: 練習日にドライビングレンジで談笑するブライソン・デシャンボー(撮影/Blue Sky Photos)

練習日にドライビングレンジで談笑するブライソン・デシャンボー(撮影/Blue Sky Photos)

全米オープン直前の記者会見でもデシャンボーはYouTubeに関する質問に嬉々として応えている。

「他の選手からYouTubeチャンネルの立ち上げについてアドバイスを求められたことはあるか?」という質問に彼は「2人だけだけれどある」と答えフィル・ミケルソンとジョン・
ラームの名前を挙げた。

「フィル(ミケルソン)は非常に興味を持ってくれている。彼はコンテンツビジネスが単なる商業的な意味合いを超え未来やインスピレーション、教育、エンターテイメントに繋がると考えているんだ」

「昔ショートゲームシリーズを作っていたこともあるしね。フィルは一般の人に教えるということがどういう意味を持つかをよく分かっている」

デシャンボーもアプローチの天才ミケルソンとショートゲームについて意見交換することが多いそうで「バンカーやウェッジを駆使したアプローチの練習方法をいくつか教えてもらった」。それは自身のコンテンツにも反映されている。

ミケルソンとの交流がデシャンボーに「よしチャンネルをもっと面白くしていこう、というモチベーションを掻き立ててくれる」というから意外な交友関係だ。

そして語ったのが先輩ユーチューバーとして、もしかしたらこれから発信する側になるかもしれないミケルソンに送る3つのアドバイス。

「1つ目は自分らしさを大事にすること。2つ目は自分がやりたいコンテンツをやること。3つ目はコメント欄の意見に耳を傾けること」

「コメントに目を通して観ている人が何を求めているかを見極める。そこがもっとも重要なポイントだと思う」

自身のチャンネルが急成長した理由は「コメントを通して視聴者のニーズを知ることで実現できたと感じている。感謝しかない」と語った。

もうひとり興味を示していたラームは3児の父。「彼は家族のことで忙しい。家族重視の生活を送っている彼を尊敬している」とデシャンボー。

ラームのYouTubeチャンネルデビューはもう少し先のことになりそうだ。

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画像: - YouTube youtu.be

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