雨対策の基本その①傘
梅雨時期は、雨対策が必要です。今回は、少しでも快適にプレーしコースでゲームを楽しむための準備やマナー、また雨でよく使うルールについてゴルフイラストレッスンで解説していきましょう!
ゴルフコースはカートに傘の用意があります。ご自身お気に入りの傘を持参してもOKですが、ゴルフ用の軽量化された雨傘がおすすめです。

雨ゴルフの対策で用意しておきたいものを押さえておこう
その②グローブの替え
雨で手元が濡れてしまうと、グリップが滑ってしまうのでミスショットの要因となってしまいます。
替えのグローブを複数枚、ビニール袋などに入れて用意しておきましょう。
その③タオルを持参する
雨の日にかかわらず、クラブハウスのタオルを持ち出すことは禁止されています。ご自宅から必要な分だけ用意して持参しましょう。タオルがあれば体だけでなく、クラブのフェースも拭けますから雨の日は必需品です。
その④レインウェア
コースでレインウェアのレンタルはありませんので、ゴルフ用のレインウェアを1セット持っておきましょう。ゴルフ用のレインウェアなら、ストレッチ性にも優れているのでスウィングもしやすくなります。

レインウェアも動きやすくてあると便利。ただし着脱はクラブハウスの外で行おう
また、レインウェア着用でのままレストランで食事をとるのはマナー違反とされています。マナーを守り、お互いが気持ちの良い1日を過ごすためにも、レインウェアの着脱はクラブハウスの外で行いましょう。
覚えておきたい水たまりからの救済について
ゴルフのルールを調べる際は、定義が大切です。
雨の日にコースにできる一時的な水たまりは『異常なコース状態』とみなされ、以下の救済が受けられます。
『異常なコース状態』からの救済、ジェネラルエリアの場合は無罰でドロップ。

イラスト1:一時的な水たまりは「異常なコース状態」とみなされ、無罰での救済とドロップが可能。イラストで言えばAの位置が正解で、BにドロップするのはNG
ジェネラルエリアは、フェアウェイ、ラフ、林の中、カート道のエリアです。このエリアでボールが水たまりの中にあったり、スタンスやスウィングの妨げになる場合は無罰で救済を受けることができます。
球の元あった箇所に最も近く、ホールの近づかないジュエネラルエリア内での救済はイラスト1で言うとAの位置になります。Aを基点に1クラブレングス(扇の幅)以内にドロップしましょう。
救済は、プレーヤー本人が膝の高さから真下にドロップを行います。しゃがんでドロップを行っても良いのですが、低くなった膝の位置ではなく、あくまで立った時の膝の高さからドロップしましょう。

ドロップする際は立った状態の膝の高さから
ドロップされた球が、救済エリアに落ちて止まればインプレーです! 梅雨のプレーを楽しむための心得として是非参考にしてみて下さい!