「スパイダー ツアーX」がメジャーを圧巻
2人ともブレードタイプからのチェンジだった
シェフラーとマキロイ。稀代のショットメーカーの2人が『スパイダー ツアーX』を使うことは、決して偶然ではない。
マキロイは、長年ブレードタイプにこだわっていた一人。キレキレのショットが注目されることもあり、パットがもう少し入っていれば、というシーンは何度も目にしてきた。しかしスパイダーに替えてからは、「このチェンジは本当に大きかった。間違いなくミスへの許容が広がった」と本人もコメント。ついに『スパイダー ツアーX』で悲願を達成した。

25年マスターズでのプレーオフ、下りの1.2mを決めて優勝したマキロイ(左)。25年全米プロの会場・クエイルホローの誰もが恐れるグリーンマイル(16~18番)を4日間1オーバーでしのいだシェフラー(右)。2人の手には『スパイダー ツアーX』があった
今や圧倒的な強さを誇るシェフラーも、グリーン上でやや難を抱えていた。24年のアーノルド・パーマー招待では、1年ぶりの勝利を挙げたが、その直前にブレードタイプから『スパイダーツアーX』に変更。このきっかけには「(僕の悩みを解消した)マレットをスコッティが使うところを見てみたい」というマキロイのひと言があった。
以後のシェフラーの無双状態は言うまでもない。注目したいのは、2人とも「ブレード型からの移行」という点だ。『スパイダー ツアー X』は、マレットでも重心が深過ぎず、ツアー選手の感性を生かせる稀有なパター。またマキロイはスモールスラント、シェフラーはクランクネックと操作性も犠牲にしないネックを選択。まさにマレットとブレード、その“いいとこ取り”をしたパターなのだ。
見た目には安心感と構えやすさ、性能的には打点ミスへの強さと転がりの良さ。『スパイダー ツアー X』を手に、2人のライバル関係はこれからも続いていく。
強い選手が信頼を寄せる“現代の名器”
TaylorMade SpiderTOUR X

マキロイ、シェフラーの活躍でツアーを席巻。重心が深すぎずブレード感覚で扱え、マレットらしい寛容性と構えやすさを兼ね備えたモデルだ。カラーはブラックも用意されている
感性が生きる
スパイダー ツアー X スモールスラント[トウハング30度]

スパイダー ツアー X スモールスラント(カラー/ガンメタ・ブラック)
マキロイ愛用のネック。アークを描くストロークタイプのプレーヤーにもフィットする、より操作性の高いモデルだ。
ブレード好きも構えやすい
スパイダー ツアー X クランクネック[トウハング21度]

スパイダー ツアー X クランクネック(カラー/ガンメタ・ブラック)
シェフラーを支えるモデル。ブレード型に多いネック形状は、そこからの移行でもオフセットの感覚がマッチしやすい。
オートマチックに振れる
スパイダー ツアー X ダブルベンド[トウハング0度]

スパイダー ツアー X ダブルベンド(カラー/ガンメタ)
マレット型のオートマチック感を最も体感できるネック形状。ストレート・トゥ・ストレートに動かしたいプレーヤーに。

トウハング(重心角)
スパイダーのストロングポイントはこの3つ!
寛容性の高さ、転がりの良さ、構えやすさ
STRONG POINT 1 マレットならではのミスヒットへの強さ

操作性もありながら、マレットならではミスヒットへの強さも十分。フェースのすぐ裏には振動吸収材を入れ、打感・打音にも配慮。
STRONG POINT 2 ピュアロールインサートで打ち出し直後から順回転
フェース素材はサーリンとアルミの複合で、軟らかくも確実な手応えを感じられる。また独自の溝が打ち出し直後から順回転を与える。

STRONG POINT 3 トゥルーパスアライメントで目標に正確に構えやすい

スパイダーシリーズおなじみの「トゥルーパスアライメント」は、目標に対してフェース面を
正確にセットしやすく、ラインを出しやすい。
さらに操作性が高い
Spider TOUR X PROTOもアリ

スパイダー ツアー Xの形状やトゥルーパスアライメントは踏襲しつつ、ソールウェイトの搭載位置をフェース寄りに配置することで操作性を高めたモデル。しっかりした打音・打感を味わえるミルドフェースを採用。