雨や猛暑などはゴルファーにとって嫌なものだが、この天候リスクを"割引"などのサービスによって、稼働率を維持したいというゴルフ場が現れた。
画像: 写真は三甲GC富士C。富士山の雄大な景色を眺めながらプレーできる

写真は三甲GC富士C。富士山の雄大な景色を眺めながらプレーできる

静岡県にある三甲GC富士Cは梅雨時と夏季に向けたキャンペーンを開始している。まず「雨の日安心プラン」では6月1日~30日まで、プレー中に1ミリ以上の降雨があった場合、プレー料金が1000円割引になるというものだ。

また、会員に対しては、6月は昼食補助がないものの、無条件で平日限定だがキャディ付き3バッグ、セルフ2Bバッグの割増料金が無料となる。そして7月1日~8月31日までは「サマーキャンペーン」を実施する。

メインとなるのが「猛暑日プラン」で、正午時点の気温が30度を超えた場合、1人につき500円の割引。35度を超える猛暑日には2000円の割引になるという。ただし対象はWEB予約で同プランを選んだプレーヤーのみ。会員、または会員同伴者は常時適用される。

まだある。8月1日~31日までの期間には、東コース・西コースのキャディ付きプレー限定で「コース売店無料キャンペーン」を実施する。コース内売店での冷たい飲み物や軽食を無料で提供。ただしキャディへのチップや差し入れは有料になる。

「キャンペーンはキャンセル防止対策も兼ねています。雨で割引という設定にお客様がどう興味を示すか見てみたくて。また当コースは高原にあり涼しいのですが、街中が暑いと客足も伸びません。昨年は35度を超える日は実は1日もなかったので、まず涼しいことをアピールしたくて……。これらのキャンペーン、あくまで動機づけになればと試しています」(支配人の牛山正則氏)

同ゴルフ場は1981年、富士国際GC(36ホール)として開場。標高500mのゆるやかな丘陵地を生かした高原コースで、東コース、西コース、それぞれ違った球趣を楽しむことができる。涼しさを体験してみる?

※週刊ゴルフダイジェスト2025年7月8日号「バック9」より

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