JGA(日本ゴルフ協会)は2026年度主催競技の日程を発表した。本選の開催は別表の通り。主要競技では日本アマが6月30日~7月3日、四日市CCで、日本オープンは10月15~18日、タラオCC西コースでそれぞれ開催される。
画像: 来年日本オープンが開催されるタラオCC西C。写真は2012年日本女子プロ選手権

来年日本オープンが開催されるタラオCC西C。写真は2012年日本女子プロ選手権

日本アマ開催の四日市CCは1959年開場。設計は巨匠・上田治。「重機を駆使して自分の理想のルーティング、デザインに仕上げた」との上田の言葉が残っている。

メジャー競技も1962年の日本プロのほか、日本オープンを1963年、1994年と2度開催している。日本オープンの舞台、タラオCC西Cは開場が1985年だから、まだ40年しか経っていない。

余談だが、ナショナルオープンは歴史あるトラディショナルなコースでという"不文律"からすると物足りないかもしれない。しかし、歴史あるコースの多くが、総ヤーデージで現在のパワーゴルフにはマッチしない、またギャラリーの収容数のキャパが小さいというのも事実であろう。同CCは日本女子プロ(12年)、日本シニアオープン(22年)を開催している。

女子は日本女子アマが6月16~19日、北海道ブルックスCCで、日本女子オープンは10月1~4日、宝塚GC旧コースでそれぞれ開催される。北海道ブルックスCCは1992年開場。設計は現代の第一人者、川田太三と米ツアーで活躍したエド・スニードの共作。アメリカンテイストのデザインに仕上がっている。宝塚GC旧コースは1926年開場で古い歴史を持つ。設計は倶楽部創設者の1人、広岡久右衛門、プロゴルファー第1号の福井覚治。

なお日程表には記載しなかったが、「国民スポーツ大会」は青森県で開催。9月9~11日の日程で会場は夏泊GL(成年男子)、東奥CC(少年男子)、青森CC(女子)の3ゴルフ場となっている。それぞれ大会前のコースセッティングがどうなっているのか、体験プレーするのも一興だろう。

2026年度 日本ゴルフ協会主催競技日程(本選)

6/16~19 日本女子アマ 北海道ブルックスCC(北海道)

6/30~7/3 日本アマ 四日市CC(三重県)

8/25~28 日本学生 三甲GC谷汲C(岐阜県)

8/26~28 日本女子学生 三甲GC谷汲C(岐阜県)

9/17~20 日本シニアオープン 玄海GC( 福岡県)

10/1~4 日本女子オープン 宝塚GC旧コース(兵庫県)

10/15~18 日本オープン タラオCC西C(滋賀県)

10/28~30 日本シニア ザ・カントリークラブ(滋賀県)

10/29~30 日本女子シニア 東児が丘マリンヒルズGC(岡山県)

11/5~6 日本ミッドシニア 鮎滝CC(香川県)

11/12~13 日本女子ミッドアマ 日清都CC(京都府)

11/18~20 日本ミッドアマ 大利根CC西C(茨城県)

※週刊ゴルフダイジェスト2025年7月15日号「バック9」より

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