早くも1年の半分が過ぎたが、2025年上半期に売れたギアはどれなのか? 大手量販店の売り上げをもとに編集部が注目するギアを紹介! 昨年より数々の高評価を獲得してきたブリヂストンの「241CB」と「242CB+」アイアン。そして今年3月、「258CBP」がBシリーズのラインアップに追加となった。進化し続けるブリヂストンのアスリート向け”飛び系”アイアンに迫る。

軟鉄複合鍛造で打感と操作性にもこだわった アスリート向けの“飛び系”アイアン
ブリヂストン Bシリーズ 258CBPアイアン

高強度材SAE8655クロムモリブデン鋼を採用し、かつ外周部が薄い部分肉厚フェースで反発性能が向上。打点部裏側に厚肉部を設け、弾きながらも軟らかい打感を実現。ソール幅が「242CB+」より+0.5mmと、やや厚めのソールながら抜けをよくするためにトレーリングエッジ側をカットした「ツアーコンタクトソール」を採用。低深重心設計で球が上がりやすく、全周にアンダーカットを入れた「360°ポケットキャビティ構造」でオフセンターヒットでもやさしく飛ばせる

楽に上がって飛距離も出る

発売前から宮里優作、吉田優利ら契約プロがこぞってスイッチし、昨年9月に発売になると瞬く間に売り上げ上位にランクイン、大ヒットとなったブリヂストン「241CB」と「242CB+」。2024ヒット商品アイアン部門・大賞に輝き、ゴルフダイジェストアワードのアイアン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。本格派の軟鉄鍛造ツアーアイアン「241CB」、そこにやさしさと飛びをプラスしたセミラージサイズの「242CB+」。この2本に今年3月新たに加わった兄弟モデルが「258CBP」。フェースはSEA8655クロムモリブデン鋼、ボディはS20C軟鉄鍛造という軟鉄複合鍛造と、7番で30度というロフト設定で、さらに高い飛距離性能と寛容性を備えた、いわばアスリート向けの“飛び系”アイアンだ。

画像: 5番アイアンを使用している佐藤心結

5番アイアンを使用している佐藤心結

女子プロにも愛用者が多く、5番アイアンを使用している佐藤心結は、「やっぱりロングアイアンになると難しいというか球が上がりにくくなるんです。でもこれはすごくやさしくて、球が楽に上がってくれる。だからグリーンを狙ったときにも高さで止まってくれるんです。私はラフからの抜けなどを考えてミドルアイアン以下はヘッドが小ぶりな『241CB』を選んでいますが、弾道だけを見れば『258CBP』はすごく優秀。つかまりもよくミスへの寛容性も高いので、アマチュアの人は下の番手も『258CBP』でいいと思います。打感も弾き過ぎず軟らかいし、シャープでいい顔しています」。

「241CB」「242CB+」に、「258CBP」が加わったことで、コンボセッティングの幅も広がった。

画像: 「258CBP」の全番手アドレス

「258CBP」の全番手アドレス

PHOTO/Akira Kato、Hiroaki Arihara

This article is a sponsored article by
''.