松山英樹の初日の練習とプレーを公式YouTubeがクローズアップ!
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youtu.be本命のスコッティ・シェフラーが単独トップに立った2日目、日本勢はカットラインを睨みながらのプレーとなった。

飛距離が魅力の河本力。日本人最上位で週末に挑む(撮影/姉崎正)
もっとも上位で予選突破を果たしたのはこの日3バーディ、2ボギーの1アンダー70で回り、通算イーブンパーで初日の45位タイから34位タイに浮上した全英初出場の河本力。
持ち前の長打力を活かし難コース、難コンディションに立ち向かい「ダボは絶対叩かない」
強い気持ちでスコアをまとめた。1打違えば10ランク以上、上下する展開のなか決勝ラウンドでさらなる上位を目指す。

観客の声援に応える松山英樹。苦しみながらも予選通過はさすが(撮影/姉崎正)
日本の大黒柱、松山英樹は序盤から好調なプレーで5番までに3つスコアを伸ばしたが6番パー3でダブルボギー。しかし7番ですかさずバウンスバックし2アンダー69をマーク。カットラインぎりぎりの通算1オーバー51位ながら決勝ラウンド進出を決めた。
「いいプレーができたとは思いますが、上位にいくとなると物足りなかったですね」
16番と17番ではバーディチャンスに打球がカップを掠め「ちょっと悔しい」といったが「(少しでも)間違えば予選を落ちる状況だったので、そのなかではいいプレーができたと思います」
3日目にやはり51位タイで予選を通った金谷拓実と一緒の組になることを期待し「それも1つの楽しみ」と笑顔を見せた松山だが残念ながら1組違いで前後に分かれることになった。

どことなく足取りが軽やかに見えた金谷拓実(撮影/姉崎正)
アマチュア時代から粘りのゴルフに定評がある金谷は持ち味を発揮し1つでもボギーを叩けば転落する状況で上がり4ホール連続パーセーブで通算1オーバー。
メジャーで予選を通ったのはアマチュア時代に出場した18年のマスターズ以来13大会ぶり。プロになってから惜しい予選落ちを繰り返してきただけに「予選を通る難しさはずっと感じてきた」。
しかし念願の目標をクリアし、カットラインを気にしなくてもいい明日以降は重圧から解き放たれ伸び伸びプレーを心がけるつもりだ。

痛みをケアしながらのラウンドとなった星野陸也は惜しくも一打足らなかった(撮影/姉崎正)
5バーディ、4ボギーの1アンダー70で回り通算2オーバーの星野は1打足りず涙をのんだ。
初日の1番でいきなりトリプルボギーを叩いたが続く2番で超ロングパットを捩じ込みイーグル奪取! 見たことのないようなスコアカードが海外でも話題になった。
今平昌吾、阿久津未来也はともにトータル9オーバーで予選落ち。
他にもコリン・モリカワ(通算7オーバー)、ブルックス・ケプカ(通算7オーバー)、パトリック・カントレー(通算3オーバー)、アダム・スコット(通算9オーバー)、ホアキン・
ニーマン(通算2オーバー)といったビッグネームが予選通過を逃している。