トランプ大統領が先月25日にスコットランドを訪問。イギリスとの関税措置に向けての会談を行い29日に帰国したが公私混同の声も……。滞在中は、欧州委員会のフォンデアライエン委員長と会談を行い、翌日はイギリスのスターマー首相と会談。両国間で協議が続く鉄鋼製品への追加関税の引き下げなどについて話し合いが行われた。
画像: ホワイトハウスがアップしたトランプ大統領のスコットランド訪問

ホワイトハウスがアップしたトランプ大統領のスコットランド訪問

ただ、今回トランプ大統領のスケジュールはかなり緩かったようで、滞在中の多くは自身が所有するトランプ・ターンベリーで過ごしゴルフを楽しんだ。

ホワイトハウスの公式YouTubeでも公開中

画像: President Trump Participates in a Grand Opening Ceremony of Trump International Golf Links Aberdeen www.youtube.com

President Trump Participates in a Grand Opening Ceremony of Trump International Golf Links Aberdeen

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自身のSNSでもプレーシーンを発信。最高気温17度のなか気持ちよくプレーをしたとか。ちなみにトランプ大統領は、週末ターンベリーで過ごした後にアバディーンシャーにある2つ目の所有地へ移動。実はこの場所に全18ホールからなる新たなゴルフコースをオープンする予定だという。

トランプ大統領は記者団に対して、映画「007」シリーズの初代ジェームズ・ボンド役を務めたスター俳優が、ゴルフ場計画で重要な役割を果たしたと語った。「新しいコースを造るにあたりショーン・コネリーが許可取得を手伝ってくれた。ショーン・コネリーがいなければ、あの素晴らしいゴルフコースは存在しなかっただろう」とコメントした。

現職のアメリカ大統領がスコットランドを訪問するのは異例中の異例。実はトランプ大統領の母親の先祖代々の故郷がスコットランドにあり、本人も「スコットランドには愛着が深い」と語っている。

アメリカ・ワシントンでは気温30度超の日が続き、関税問題やガザの問題を巡って国会では議論がヒートアップしている。従ってトランプ大統領は心身ともに涼みにいったのではないか、いや、アバディーンシャーの新コースの進行状況を確認に行っただけではないか、もしくはターンベリーでの全英オープン開催のための交渉に行ったのではないか、という憶測がアメリカメディアで広がっている。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年8月19日&26日号「バック9」より

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