ゴルフ歴約20年のエンジョイ派の小沢コージは、各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」のパーソナリティを務める著名自動車ジャーナリスト。小沢と一緒に至高のゴルフCARを探す、週刊ゴルフダイジェストの人気連載を紹介。今回はトヨタ クラウンエステート!

車中泊もできるクラウンが誕生!

画像: 広々空間がゴルフに最適

広々空間がゴルフに最適

3年前に突如マルチSUV化したニッポンを代表する高級車トヨタ・クラウン。最初にデビューしたスタイリッシュSUVのクラウンクロスオーバーを筆頭に、全長短めSUVのクラウンスポーツ、伝統FR骨格のセダン、最後に今年デビューしたワゴンボディのエステートとバリエーションをイッキに増やしたのです。

そこで嬉しくも迷ったのがクラウンユーザー。どれも似たクラウン顔ながら、微妙に全長全幅や走りや使い勝手が違うモデルが出たので困りました。どれが一番自分に似合うクラウンなのか?

結論から言うと最もゴルファー向けなのは新型エステートです。理由は明快。4兄弟中最も長く、幅広い全長4.9m台のワイドボディを持ち、大人5人がゆったり座れ、なおかつ570ℓの大容量ラゲッジルームを確保。リアシートを倒さずともキャディバッグが3個収納できるのです。それに比べ、セダンパッケージでややラゲッジ狭めのクロスオーバーや全長短めのスポーツは無論カップルゴルフは楽勝ですが、ベストではありません。

今回走って分かりましたがそれ以外もエステートはかなりゴルフ向きです。まずは走りの質感で、ボディ骨格はセダンを除き、すべてFF系四輪駆動システムを持つGA - Kプラットフォームですが、エステートが一番熟成が進み、疲れにくいハンドリングを獲得しています。一番予想通りの軌道を描いてコーナリングするのです。パワートレインもパワフルな2.4ℓのスポーツハイブリッドこそ選べませんが、システム出力243psの2.5ℓハイブリッドと306psのプラグインハイブリッド版が選べます。

特に後者はフル充電状態からのEV走行距離がモード走行で89㎞とかなり長く、ガソリンを消費しないEVワゴンとしても十分使えます。しかもその時の静粛性がピカイチ。さらに570ℓのラゲッジは、2列目を倒すと長さ2mで横幅1.4mほどのダブルベッドサイズのスペースが広がるのです。室内高こそあまりありませんが大人1人なら仮眠を取るにも十分。マットレスを置きたくなります。

唯一の難点は最低でも600万円を超える車両価格ですが、普通にクラウンを買えるリッチマンなら問題ないはず。やはりゴルファー向けのベストクラウンは、新型エステート! 今回こそは勝手にそう断言してしまいましょうか。

撮影車種/トヨタ クラウン ESTATE Z
全長×全幅×全高/4930×1880×1625mm
メーカー希望小売価格/635万円~

撮影/望月浩彦 
撮影協力/カメリアヒルズカントリークラブ

※週刊ゴルフダイジェスト8月19・26日号「コージ中」より

トヨタ「クラウン エステート」の荷室にキャディバッグは何本積める?

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