山下美夢有の快挙で幕を閉じたAIG女子オープン。米女子ツアーの公式サイトに「リーダーボードの裏側 -2025AIG女子オープン」という記事が掲載された。
画像: AIG女子オープンでメジャーVを飾った山下美夢有(写真提供/U-NEXT)

AIG女子オープンでメジャーVを飾った山下美夢有(写真提供/U-NEXT)

2025年のAIG女子オープンといえば、ご存知、山下美夢有選手が自身の米女子ツアー初優勝をメジャー制覇で飾った試合。家族への感謝を口にした勝者の姿は感動的でしたよね。

さて、そんな感動的な山下選手のメジャー制覇の裏側には、さまざまな記録が達成されていたことを記事は伝えています。ひとつひとつ見ていきましょう。

まず、山下選手はAIG女子オープンを36ホール、54ホール、72ホールを首位で終えた13年ぶりの選手だったそうです。それくらい、継続して首位で居続けることが難しい試合ということですね。

ちなみに最後にこの記録を達成したのは日本ツアーでもおなじみの申ジエ選手です。

山下選手が勝利を収めたのは自身の誕生日の翌日でしたが、自身の誕生日の週末にメジャーで優勝したのは2000年のKPMG全米女子プロゴルフ選手権をジュリ・インクスターが制して以来だったそうです。2000年というと、山下選手が生まれる1年前のことでした。

そして、今シーズンの米女子ツアーは、実は2勝を挙げた選手が一人もおらず、毎週異なるチャンピオンが開幕戦から今に至るまで現れ続けています。

山下選手は初優勝なので、この米女子ツアーのちょっと珍しい記録を更新することにもなりました。今週は米女子ツアーのオープンウィークで、山下選手は国内ツアー参戦中ですが、再開後のアメリカで勝利を挙げ、自らこの記録に終止符を打つ……なんてことになったらカッコいいですね。

ところで、AIG女子オープンで2位に入ったのはイングランドのチャーリー・ハルですが、彼女にとってメジャーでの準優勝は実に4度目。メジャーでのキャリア準優勝回数が勝ち星なしでこれを上回っている選手は、過去に一人しかいないそうです。

その選手は……なんと岡本綾子さん。通算6回の準優勝を果たしながら、ついにメジャーの栄冠には手が届きませんでした。山下選手が日本人6人目のメジャー王者となった裏側で、日本のレジェンドの名前までも掘り起こされる。そんなAIG女子オープンだったようです。

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