女子ゴルフの今季国内ツアー第20戦「北海道meijiカップ」初日は8日、札幌国際CC島松C(6642Y・P72)で行われたが、雷雲接近で中断後、天候の回復が見込めないためサスペンデッドとなった。71人が競技を終了できず、前週のAIG女子オープンを制覇した山下美夢有は12ホールを終了して1アンダー暫定21位とした。17ホールを終えた入谷響、14ホールを消化した森田遥が4アンダーで暫定首位に立っている。
画像: 1アンダーで暫定21位の山下美夢有(撮影/岡沢裕行)

1アンダーで暫定21位の山下美夢有(撮影/岡沢裕行)

メジャーチャンピオンはどんな状況でも冷静さを失わなかった。第1ラウンドは中断、そしてサスペンデッドの流れになったが「前半から(雷の)音はしていたので、いつ中断になってもおかしくないだろうと思っていました」とクールに振り返った。

この日は前半アウトを3バーディ、1ボギーの34で回り、後半インの12番をボギーとしたところで中断を迎えた。

「そんなに悪くはないですけど、グリーン上で苦戦することが多かったですね。グリーンのコンディションは昨日よりもよくなっています」

スタートホールではアナウンスで"全英女子チャンピオン"とコールされた。

「初日からたくさんの方に来ていただいてうれしかったですし、いつもと違う雰囲気ですごいよかったです」

9日はこの日の残りホールと第2ラウンドを消化する。

「グリーンがどれだけ転がるか、ラフからどれだけ転がるかの縦距離が合っていない感じですので、明日は縦距離を合わせられるように頑張りたいです」

メジャー女王の修正力にも注目が集まる。

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