女子ゴルフの今季国内ツアー第24戦「ゴルフ5レディス」は5日、千葉県・ゴルフ5カントリーオークビレッヂ(6505ヤード、パー72)で開幕する。4日はプロアマ戦が行われる予定だったが、天候不良のため中止となった。今大会は17番パー3の「モンスターバンカー」攻略が上位進出のカギとなるが、前週までのスタッツでサンドセーブ率が2位と「砂好き」に変身した都玲華が「正しいバンカーショットの打ち方」を解説してくれた。
画像: ルーキーの都玲華はサンドセーブ率2位を誇る

ルーキーの都玲華はサンドセーブ率2位を誇る

都の前週までのサンドセーブ率は58.9744。2回に1回以上はバンカーから2打以内で上がっているわけだ。今大会の「モンスターバンカー」攻略については「あれは毎年練習しているけど、58度で打って高さは出ても距離が足りないので、52度で打っていたと思う。今年から(クラブセッティングを)54度に換えたので、なんか54度でちょうどいいんじゃないかと思っています。まだ打っていないけどイメトレ(イメージトレーニング)では成功しているから、たぶんいけます(笑)」と感想を口にした。

そんなバンカー巧者も元々は砂が苦ってだったというからちょっと驚きだ。

「元々全然得意じゃなくてむしろ苦手だった。だって簡単なやつも全然寄らない感じだったんです」

苦手克服のきっかけは今年の春に石井忍コーチとともに外国人のアプローチ専門コーチの手ほどきを受けたことだった。

「そのときに自分がすごく難しい打ち方をしていたと知って、バンカーも習って、そこからものすごくよくなりました」

では、サンドセーブ率2位になっている打ち方とは?

「シンプルにやるのがいいです。私はアドレスが悪くて思った球とか全然打ててなかったので、アドレスを見直しました」

画像: 左足体重がバンカーの秘けつや名物バンカー攻略法を語る都

左足体重がバンカーの秘けつや名物バンカー攻略法を語る都

都によると、元々はスタンスはオープンで体重も左にかかっていなかったという。

「ものすごいオープンでこうやって(右体重で)構えていた。で、なんかこう切っちゃって(カット打ち)たから、もうなんかね…」

で、今の構え方は?

「今はレギュラーな感じで足を開くことはなくなって、真っすぐに振っています。フェースは少し開いて(バウンスが使えるようにして)います。体重は左足にかけています」

距離の打ち分けは?

「54度とかピッチングとか48度とかを使い分けてます。飛ばしたいときも58度で頑張らずに変えていくことを学びましたね。なんか思考もやっていることもシンプルになりました」

今週は17番だけでなく、18番も難易度の高いバンカーが待ち受けているが、都ならスイスイと乗り越えていきそうだ。

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