女子ツアー黄金世代の実力派にして天然キャラクター・小祝さくら。そのゴルフ回路を覗く異色エッセイ。第72話、暑さ対策は、まず食べること。ぬるめのシャワーもおススメです。

小祝さくらは、色が白い。うらやましいと思う人も多いはずだ。雪国(北海道)生まれだからなのか、本人に「〝もち肌〟っていいよね」と伝えると、「えー、そんなことないですよ。ただ太ってみえるだけじゃないですか。それに、北海道にも色が黒い人はいますよー」と〝さくら節〟が返ってきた。

「昔は足が白すぎて、ちょっと怖かったんですよ。血色が悪い人みたいで」。そんな小祝さくらに、スキンケアに関してはどういうことをしているのか聞いてみた。

「毎日きちんと洗顔をして、保湿をすることが大事です。そこは、しっかりやります。夏はもちろん、日焼け止めをしっかり塗ります。ちゃんと日焼け止めを塗り終わったら、その上からファンデーションを叩いて押し込むんです。押し込まないとダメだと昔テレビで見たんですよ。もちろん手足にも日焼け止めは塗っていますけど、それでもどうしても日焼けは避けられませんね。でも足は適度に焼く感じでいいかなとも思っています」

小祝さくらのゴルフウェアは、スカートのときはハイソックスが定番だったが、最近は、短いソックスのことも多い。こちらのほうが、まんべんなく日焼けできるので、かえっていいのだそう。遠征中も、宿泊先をきちんと整理整頓している小祝さくら。基本のルーティン管理が、美肌維持にもつながるようだ。

さて、今年の夏はとにかく暑い。まだまだ残暑も厳しそうなので改めて、暑さでバテないため、熱中症にならないための対策を聞いてみた。

「まずは、食べることです」。最初に返ってきた答えはこれだ。確かに、食べなければ暑さに負けてしまう。小祝さくらは夏だって体重が減ることはあまりない。それがいいのだ。「あとは、寝る前のシャワーも、ちょっとぬるめのお湯を浴びるなどします。お湯が熱いと、昼間に熱くなった体がさらに熱くなってしまうんです」

実は以前、熱中症になってしまったことがある。そのときは、ムリやり水風呂に入って、熱を鎮めたそうだ。「プレー中は、できるだけゴルフ用の日傘を差すようにしますね。熱中症対策のために氷嚢はしっかり使います。首に巻く冷たいグッズなどは使わないです。あとは、ミニ扇風機も持っていて、あれはなかなかいいですよ。三枚羽根のものを使っています。あとは、経口補水液を小まめに飲んだりもします。これは、熱中症だけではなく疲労の軽減にもつながります」

質問の答えに最初は悩んでいても、一生懸命考えて、少しずつ絞り出してくれる小祝さくら。こういうところも、〝さくらの魅力〟なのだ。(※小祝さくらプロは、現在左手首痛の治療回復に努めています。元気な姿でのツアー復帰に期待しています)

画像: 日傘、氷嚢……暑さ対策グッズはしっかり使います。「皆さんも、暑いときは我慢せずに、ゴルフを楽しんでくださいね」

日傘、氷嚢……暑さ対策グッズはしっかり使います。「皆さんも、暑いときは我慢せずに、ゴルフを楽しんでくださいね」

※週刊ゴルフダイジェスト2025年9月30日号〝ゴルフときどきタン塩〟より(Ph/Shinji Osawa)

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