コーンフェリーツアーで1億5000万円以上稼いでいる選手がAmazonで衝動買いした20ドル(約3000円)の練習器具を使っている姿がいま話題になっている。
画像: コーンフェリーツアー公式のXで紹介されたマイケル・ジョンソンの矯正器具練習

コーンフェリーツアー公式のXで紹介されたマイケル・ジョンソンの矯正器具練習

下部ツアーを主戦場に戦うマイケル・ジョンソンはポイントランク37位につける32歳の中堅選手。目下長年の夢であるPGAツアー昇格を目指し頑張っている。

そんな彼がある練習器具を使っている姿が同ツアーの公式Xで紹介されネットが沸いた。練習場で撮影された動画でインタビューに応じた彼は「どこかの試合で予選落ちしたとき、これを使えば上手く行くんじゃないかと思って衝動買いしたんだ。そうしたらいい感じだった」と説明。

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右手首に黄色いプラスチック状のボールを装着して球を打つスウィング矯正器具だが、これをつけると「手首の角度が調整できるのでウェッジショットが安定した」と効果を実感したのだとか。日本でも通販サイトで2500円前後で売られている商品だ。

「僕もみなさんと同じようにごく普通の人間です。ただゴルフが上手くなりたいんです」とジョンソン。プロは我々アマチュアとは全く別次元の存在と思いがちだが上手いなりに悩みはある。時につまずき切羽詰まって、さまざまな方策を模索し続けているのだ。

それは世界ランク1位のスコッティ・シェフラーもしかり。彼はアマチュアがよく使うグリップがうねうねになった矯正器具を愛用しており、試合会場でもそれを使用する姿が度々目撃されている。

「シェフラーが?」と思うが、昨年のZOZOチャンピオンシップでも全米オープンチャンピオンのゲーリー・ウッドランドが練習場で同様の器具を使用していた。ウッドランドいわく「試合に出続けていると知らず知らずのうちにグリップがおろそかになってしまう。常に同じように握るためにバッグに必ずこれ(矯正器具)を入れているんだ」。

どんなに熟練したゴルファーにとっても基本が重要、そして練習器具の価値は値段では測れないようだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年9月23日号「バック9」より

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