
かみや・そら/2003年4月生まれ。岐阜県出身。麗澤瑞浪高等学校卒業。ジュニア時代から力を発揮し、2022年2度目のプロテストでトップ合格(JLPGA95期)。プロ1年目のフジサンケイレディスで初優勝。プロ通算3勝

スピンが入って球が高くなりがちの神谷だが、このドライバーは高く上がり過ぎずに思い切り打てる、と気に入っている
ドライバーはキャロウェイ エリート ♦♦♦のロフト9度。「ドライバーはもちろんクラブ全体を通して、構えた時の顔つきと打った時の弾道で選んでいます。細かなデータよりもフィーリング重視で選ぶタイプだと思います。エリート ♦♦♦はすっきりした顔で構えやすくて、高く上がり過ぎて飛距離がロスしない強い球が飛んでくれる弾道なのでとても気に入っています」
シャフトはフジクラの24ベンタスブラックの50グラム(X)を挿している。今季のドライビングディスタンスは261.72ヤードでツアー2位。

3Wがエリート ♦♦♦(15度)、3UがAPEX UW(18度)、5UがGT3(21度)を使用している
3Wもエリート ♦♦♦。ドライバー同様に構えた顔と弾道がイメージと一致し、使用している。
UTは、3UがAPEX UW(21年モデル)の18度、5UがタイトリストGT3の21度。APEX UWには24ベンタスブラック、GT3にはベンタス HB ブルーを挿している。

シャープな見た目なのに寛容性もあるこのXフォージドをチョイス。抜けの良さもイメージ通りで距離感も出しやすい、と今季の安定した神谷のゴルフを支えている
アイアンは昨年モデルのXフォージドの5I~PW。「とてもシャープな顔つきですっきりしているのに、実際に打ってみたら見かけによらないやさしさが気に入っています」と本人。
5IのみXフォージド スターを入れた時があったが、最新のセッティングでは5IからノーマルのXフォージド。

今年から使い出したボーケイSM10。48度がフルショット重視のFグラインド、54度のDグラインドと58度のMグラインドはあらゆるライに適したソール形状
ウェッジはタイトリストのボーケイSM10、48・54・58度の3本。キャロウェイのウェッジを使用していたこともあったが、現在はボーケイSM10を揃えている。

フェースバランスに近いこのパターにスイッチした大会で優勝。マレットのちょうど良いサイズ感とアライメントの取りやすさからジェイルバードミニを気に入っている
パターは優勝した「Sky RKBレディス」から使い始めたというオデッセイのAi-ONEジラフ・ビーム ジェイルバード ミニ。以前もAi-ONE ジェイルバードミニを使っていたが、ロングネックのマレット型が好みの神谷にとって、うってつけの1本となり即フィット、優勝に大貢献したパターとなった。

ボールは今季からクロムツアー♦♦♦を使う。オフのテストでパフォーマンスが良く、フィーリングもマッチしたそうだ
ドライバーを飛ばして勝つスタイルで、今季2勝目を狙う。
神谷そらの最新クラブセッティングの詳細
1W/キャロウェイ エリート♦♦♦・フジクラ 24ベンタス ブラック(5X)
3W/キャロウェイ エリート♦♦♦ FW・フジクラ 24ベンタス ブラック(5X)
3U/キャロウェイ APEX UW(21)・フジクラ 24ベンタス ブラック(6X)
5U/タイトリスト GT3・フジクラ ベンタス HB ブルー(7S)
5I~PW/キャロウェイ Xフォージド・ダイナミックゴールド 105(S200)
AW・GW・SW/タイトリスト ボーケイSM10・ダイナミックゴールド 105(S200)
PT/オデッセイ Ai-ONE ジラフ・ビーム ジェイルバード ミニ
BALL/キャロウェイ クロムツアー ♦♦♦
※スペックは編集部調べ
PHOTO/Tadashi Anezaki