9月12日、横浜の商業施設「横浜ワールドポーターズ」の屋上に新感覚のパターゴルフ施設がオープンした。
画像: 横浜ワールドポーターズの屋上にオープンした新感覚のパターゴルフ施設

横浜ワールドポーターズの屋上にオープンした新感覚のパターゴルフ施設

パターゴルフというと、80年代から90年代にかけてのゴルフブームとともに遊園地やデパートの屋上にあったことを記憶している人も多いだろう。そんなパターゴルフが令和になって復活。「クレイジーゴルフ」と名称を変えて誕生した。こちらを仕掛けたベンチャー企業、BAKERUの事業推進部、井之元智之さんに話を聞いた。

「私たちBAKERUは『未来の世界に必要なコンテンツを社会に実装する』というミッションを掲げています。その中で注目したのが、欧米で人気を集めている『ゴルフ×アート×エンタメ』を融合させたカルチャーです。日本ではゴルフ人口が増加している一方で、依然として敷居の高さを感じる人がいます。そこで、誰もが気軽に楽しめる新しい遊び場として『CRAZY GOLF』を持ち込みました。これまで夜の遊びといえばカラオケやダーツが中心でしたが次に来る“新しい大人の遊び"を横浜から提案したいと考えています」

欧米でクレイジーゴルフは安定した人気があり、イギリスではミニゴルフ協会主催で賞金を懸けた大会まである。つまり、ひとつのアクティビティとして確立しているようだ。そんなクレイジーゴルフの魅力を聞いた。

「最大の魅力は『誰でも自然に盛り上がれること』です。9つのホールにはユニークな仕掛けがあり、思い通りにいかないからこそ笑いが生まれます。昼は家族連れで楽しめ、夜はお酒や音楽とともに大人の遊び場として盛り上がる二面性も魅力です。今後はCRAZY GOLFを全国規模でブランド化を予定しています。また、常設店舗に限らず、イベント出店やコース設計の受託といった形で幅広く展開する予定です。将来的には全国大会の開催やゴルフブランドとのコラボレーションも構想しており『新しい遊びの定番』として育てていきたいと考えています」(井之元さん)

シミュレーションゴルフなどゴルフの楽しみ方が多様になっている今日。クレイジーゴルフもゴルフ業界に新風を吹き込むアクティビティとして定着するかもしれない。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年9月30日号「バック9」より

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