2年に1度の欧米チーム対抗戦「ライダーカップ」。観客動員数は3日間で27万人が見込まれ、世界中のゴルファーが熱くなる大会がいよいよ開幕する。今年は例年以上の盛り上がりが予想されるというがその理由を10月7日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、18年間アメリカに住み、米ツアーを中心に数々の試合を取材した佐渡充高さんに聞いている。「みんなのゴルフダイジェスト」でも紹介しよう。
画像: ニューヨークの象徴・自由の女神が見える場所で撮影に臨む欧州チームキャプテンのルーク・ドナルドと米国チームキャプテンのキーガン・ブラッドリー(PHOTO/Getty Images)

ニューヨークの象徴・自由の女神が見える場所で撮影に臨む欧州チームキャプテンのルーク・ドナルドと米国チームキャプテンのキーガン・ブラッドリー(PHOTO/Getty Images)

経済効果は推定300億円以上!?
なぜライダーカップは盛り上がるのか

画像: 23年ライダーカップはゴルフ熱がお世辞にも高いとは言えないローマ(イタリア)開催だったが、16番グリーンの熱狂は写真から伝わってくるはずだ(PHOTO/Getty Images)

23年ライダーカップはゴルフ熱がお世辞にも高いとは言えないローマ(イタリア)開催だったが、16番グリーンの熱狂は写真から伝わってくるはずだ(PHOTO/Getty Images)

米国と欧州が戦うライダーカップ。それゆえ日本のゴルファーの関心はそれほどでもないが、見れば盛り上がることは確実だとゴルフ評論家の佐渡充高さんは言う。

「国の威信とプライドを懸けて“チームで戦う”ことがライダーカップ最大の面白さです。仲間を鼓舞したり、共に喜んだり。普段の試合では見られない団体戦ならではの選手たちの表情を見るだけでも興奮するはずです」

加えて、今年は間違いなく例年以上の盛り上がりだという。

「前回はイタリアで欧州チームが勝利。なので米国チームはホームの地でリベンジに燃えているし、しかも全米で最もスポーツに熱いニューヨーク決戦となればなおさらです。MLBでもヤンキースファンは“世界一熱狂的で野蛮”なんて言われるぐらいですから。しかも国を背負った戦いなわけですから盛り上がらないわけがありません。前回大会の経済効果は300億円と言われていますが、その比ではないでしょう。幸い今年はオリンピックイヤーではないですし、国を背負ったスポーツイベントは少なめ。ニューヨーカーの熱狂ぶりを見るだけでも価値はありますよ」

今年のライダーカップが絶対に盛り上がる理由
欧米のゴルファーが盛り上がる理由のひとつにマッチプレーならではの“わかりやすい勝敗のつけ方”もあると佐渡さん
①国のプライドを懸けた戦い
②マッチプレーの分かりやすさ
③熱狂的なニューヨーカーがいる

「ライダーカップの勝敗」は3日間の合計ポイントで決まる!

ライダーカップのルール
勝ち→1ポイント
引き分け→0.5ポイント

1日目&2日目
●午前/フォアサムマッチ
チームの2人がペアになり対戦。各チームは1つのボールでプレーし、ホールアウトするまで交互にショットする
●午後/フォアボールマッチ
チームの2人のメンバーが自分のボールでプレー。各チームの最少スコアがチームのスコアとなり勝敗を決める

3日目
●シングルス戦を12マッチ実施
各チームの選手が1対1で対戦する。試合を通して勝ったホール数が多いプレーヤーが最終的に勝利となる。相手よりも多くのホールで勝ち越した場合、のころのホール数によっては、その時点で試合の勝敗が決定し、プレーが終了

▶【通算成績27勝】米国チームのメンバーとキャプテン推薦の理由などを詳しく紹介

▶【通算成績15勝】欧州チームのメンバーとキャプテン推薦の理由などを詳しく紹介

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今年のライダーカップのコースの特徴をプロキャディとして世界中のコースを回った杉澤伸章さんに聞いている。その全文は発売中の10月7日号の「週刊ゴルフダイジェスト」か以下の「Myゴルフダイジェスト」をチェック!

これを読めば、ライダーカップがより面白く見られる!

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