P8CBアイアンとMG5ウェッジ。軟鉄鍛造ならではの心地よい打感に、テーラーメイドのテクノロジーがプラスされ、伝統と進化を同時に味わえる仕上がりだ。美しさと性能を兼ね備えた2つのフォージドは、早くも名器誕生の期待を集めている。

TM史上最強のビタ止めウェッジ
PGAツアーが求めた激スピンを誰もが体感!

テーラーメイドのウェッジ「MG(ミルドグラインド)」シリーズが、第5世代へと進化した。その名も「MG5」ウェッジ。今年のPGAツアー中盤から、ローリー・マキロイやトミー・フリートウッドらトッププレーヤーが実戦投入し、「MGプロト」として話題になっていたが、その正体が明らかになった。大きなトピックは製法の変更だ。MGシリーズとして初めてフォージド(軟鉄)製法を採用。これまでツアー選手のフィードバックをもとに改良を重ねてきたが、打感や精度のさらなる向上を求めた結果、フォージドへの移行に至った。緻密な鍛造製法により、インパクト時の心地よい打感が生まれ、繊細な距離感や弾道コントロールが可能となった。まさに〝ツアークオリティ〞に応えた仕上がりだ。さらに進化の大きなポイントはスピン性能。新開発のグルーブカッターによる精緻で細やかな溝加工により、摩擦性能が格段に向上。メーカーの言葉を借りれば「エグいスピン」を実現したという。フェース面のミーリングも刷新、ボールとの食い付きが一層強化された。ラフやウェットな状況でも安定してスピンをかけられるのは〝ツアーウェッジ〞の重要なポイントだ。

もう一つ見逃せないのが「グラインド」の充実。従来のスタンダードバウンス(SB)を基盤に、よりフェースを開いてテクニックを使える「SC」と、ワイドソールでやさしさを持ちながら開いても扱いやすい「SX」が追加され、全6種類となった。自分のアプローチスタイルやコース状況に応じて、最適な一本を選べる幅が広がった。このグラインド設計にもツアープロのフィードバックが反映されており、その思想を形にするのが、MGウェッジ開発を支えてきたマスタークラフトマン、グレッグ・〝シーザー〞・シザリオである。フォージド製法による類いまれなる精度、最新テクノロジーが生む強烈なスピン性能、そしてミルドグラインドに息づくクラフトマンシップ。その3つが融合したMG5ウェッジは、今後のツアーにおけるウェッジ勢力図を大きく変える存在になるかもしれない

鬼スピンウェッジ MG5 WEDGE

画像: フォージドならではのディープな打感 MG5 WEDGE

フォージドならではのディープな打感 MG5 WEDGE

シリーズ史上初のフォージド製法(軟鉄)による精密さと究極の打感を獲得したMG5ウェッジ。新開発の溝とミーリングがもたらすスピン性能は圧巻。

MG5 Wedge TECHNOLOGY

最新のカッターで刻んだ溝と特殊なレーザーミーリング

高性能の最新カッターによる溝と一筆書き状のレーザーミーリングの相乗効果で“エグいスピン”が発生。低く飛び出し、キュキュッと止まる憧れのアプローチに近づける

特徴がわかりやすい6つのグラインド

SCとSXが新登場

画像: 特徴がわかりやすい6つのグラインド

開いても刃が浮きにくい「LB」、万能な「SB」、お助け機能の高い「HB」に加え、フェースを開きやすいうえにやさしさもある「SC」、最もワイドなソールながら逆C形のトレーリングエッジで開いても抜けの良い「SX」が追加。タイガーの削り「TW」もラインナップ。

技を駆使しやすい丸みを帯びたシェイプ

MG4ウェッジに比べ、全体のシェイプが丸みを帯びたMG5ウェッジ。フェースを開いて使う機会の多いツアーからのフィードバックが盛り込まれた形だ。

MGプロトの正体は「MG5」だった

画像: トミー・フリートウッド

トミー・フリートウッド

マスターズでキャリアグランドスラムを達成したマキロイ、PGAツアー初勝利を挙げたフリートウッドらが、シーズン途中から手にしていたMGプロト。そのものズバリがMG5ウェッジだ。

MGシリーズを支える 
マスタークラフトマン“シーザー”がグラインドを監修

ウェッジ製品に携わって45年のマスタークラフトマン、グレッグ・“シーザー”・シザリオが、歴代MGシリーズ同様に監修。PGAツアー参戦の経験もある腕利きのゴルファーでもある

試打してわかった!MG5ウェッジは噂以上のスピン性能
P8CBアイアンはやさしいのに球が“めくれる”

試打
加藤楓プロ

ツアー出場を目指す26歳。自他ともに認める“ギア好き”で、試打経験も豊富。オールデイゴルフ所属

では試打でP8CBアイアンとMG5ウェッジの実際の性能を確認してみよう。まずP8CBアイアンは「フェースが広く、安心感がある。グース感もあり、つかまる印象」と加藤プロはその構えやすさを評価。打つと「フェースに食い付いてから飛び出す感触で、飛びすぎの怖さはなく適度に飛ぶ。本格アイアン的なスピンが入った〝めくれる球〞がいい」と手応えを感じたようだ。軟鉄鍛造の心地よい打感と飛距離性能の両立は、飛ばしながらアイアンらしい弾道を大切にしたいゴルファーに理想的だ。

画像: 試打してわかった!MG5ウェッジは噂以上のスピン性能 P8CBアイアンはやさしいのに球が“めくれる”

P8CBアイアン
飛ぶ、やさしい、打感も良し。このアイアンは“名器”の予感

画像: P8CBアイアン 試打データ

P8CBアイアン 試打データ

「フェース面が広く、グースもついて安心。でもそれでいて構えやすい“いい顔”です。打感は相当良く、飛距離も十分、寛容性は軟鉄鍛造とは思えない。これはヒットしそうなにおいがプンプンします」

MG5ウェッジは「丸みがあり、これがツアーが求める形なんだ」と納得。実際の弾道も「低く出て強烈なスピン。ラフからでもフェースに乗ってスピンが入るのには驚いた」と高評価。続いてグラインドもチェック。「ローバウンスのLBやSCはゆっくり飛び、SBやSX、HBは推進力のある球に。フルショットでボールの下を潜るミスが多い人は後者がいい。TWは開いて使えるので56度でも技を駆使したい人に合う」という。心地よい打感、強烈なスピン、多彩なグラインドは、アプローチの精度を飛躍的に向上させてくれそうだ。

MG5 ウェッジ
個性あるグラインドはMG5 スコアアップの強力な武器になる

画像: MG5 ウェッジ 試打データ

MG5 ウェッジ 試打データ

「凄いスピン性能を最大限に生かすには、グラインドが大事。わかりやすく個性あるグラインドなので選びやすいし、やりたいアプローチやコース状況に応じて選択すれば、鬼スピンと相まって強力な武器になります」

写真/小林司、Getty Images 協力/新武蔵丘GC

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