9月25日~28日の日程で開幕する「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」。練習日の9月24日、史上最年少でプロ転向を果たした15歳の加藤金次郎、2年ぶりの大会優勝を狙う蟬川泰果、賞金王を目指す生源寺龍憲らが大会への意気込みを語った。

最年少プロ、加藤金次郎の決意

画像: 史上最年少でプロ宣言(写真は25年日本アマ最終日、撮影/有原裕晶)

史上最年少でプロ宣言(写真は25年日本アマ最終日、撮影/有原裕晶)

ゴルフを始めた時からの夢だったプロの舞台に、15歳と142日という史上最年少でのデビューを控える加藤金次郎。昨年、タイのクオリファイングトーナメント(QT)を通過した際にもプロ転向を考えたが、時期尚早と判断。しかし、今年はレギュラーツアーに4試合出場(すべて予選敗退)し、ACNツアーでは3試合すべてで予選を通過。この舞台で戦いたいという思いが強まったこと、そして両親への感謝の気持ちがプロ転向を決断した大きな理由だと語った。

今は緊張よりも「ワクワクで楽しみな気持ち」が大きい。コースは起伏が多く、距離感と正確性が求められるため、アプローチやパターといったショートゲームでどれだけスコアを稼げるかが強みになると分析。ドライバーの飛距離は270ヤード強と、プロの中では飛ぶほうではないが、そのぶん、ショートゲームの精度で勝負する。

将来の目標は、ファンが会場に足を運んでくれるような選手、そして日本を代表して海外で活躍できるプレーヤーになること。石川遼とタイガー・ウッズのような、ファンを呼べる、見せるプレーヤーに憧れている。まずはデビュー戦となる今大会で予選を突破し、活動費を貯金したいと初々しい目標を掲げた。

今季2勝目へ意気込む蟬川泰果と、賞金王を狙う生源寺龍憲

画像: 蟬川泰雅(左)と生源寺龍憲(右)(撮影/有原裕晶、姉崎正)

蟬川泰雅(左)と生源寺龍憲(右)(撮影/有原裕晶、姉崎正)

2023年に関西オープンでプロ初優勝を飾ったコースで、再び頂点を目指す蟬川泰果。当時のインコースが今大会のアウトコースになり、インコースは新しいレイアウトになったことで新鮮な気持ちだと語った。深いラフが久しぶりで、特にグリーン周りが難しいセッティングだと感じており 、パーオンできた選手、パッティングの良い選手が今週上位に来るだろうと予想している。

初優勝した試合が「思い出に残っている試合」と語る蟬川は、今年BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップで優勝し、2勝目を挙げたいと思いながらも、勝負所で掴みきれないことが多いと自己分析。決勝ラウンドに入ってからスコアを伸ばす強さがまだないと感じている。今週は「パーオン率を今より上げることと、パッティングも今よりもひとつでもふたつでも入れていくこと」がスコアを上げる秘訣だとし、パーオン率を18ホール中ひとつでも上げることを目標に掲げた。この大会で優勝できれば、また一段階上のレベルに行けるのではないかと期待を込めている。

一方、賞金王レースの本格化を実感している生源寺龍憲。賞金ランキング2位との差を広げ、3勝目、4勝目を狙いたいと意気込みを見せた。コースはアップダウンがあるものの、比較的フェアウェイは広いため、ティーショットをフェアウェイに置ければチャンスは作れると自信を見せる。グリーンのスピードも「早すぎず遅すぎずでちょうどいい」と感じており 、天候次第では20アンダーも可能だと予想した。

明日から始まる「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」に注目していこう!

関連記事はこちら!

This article is a sponsored article by
''.