バンテリン東海クラシック(三好CC西C)で4日、恒例のドラコン大会が行われ、アマチュアの松山茉生(福井工大高2年)が、352.4Yをかっ飛ばし昨年に続き連覇を飾った。出場10人中ただひとり350Yオーバーだった。先日行われた住友生命Vitalityレディス東海クラシックのドラコン大会もアマチュアの後藤あい(松蔭高2年)が制し、男女ともに高校2年生がドラコン王に輝いた。
画像: ドラコン王に輝いた松山茉生。賞金100万円の使い道は父への誕生日プレゼント。「今日が54歳の誕生日なので」(撮影/岡沢裕行)

ドラコン王に輝いた松山茉生。賞金100万円の使い道は父への誕生日プレゼント。「今日が54歳の誕生日なので」(撮影/岡沢裕行)

飛ばしの秘訣は「捻転差と地面反力」と……

画像: マン振りで350.4Yをかっ飛ばした松山(撮影/岡沢裕行)

マン振りで350.4Yをかっ飛ばした松山(撮影/岡沢裕行)

松山が手にしたドライバーは長さ45.5インチ、ロフト8.5度のスリクソンZX7 マークⅡ(シャフト/テンセイ1Kホワイト 60TX ) 。

「完璧でしたね。練習場ではあんなにいいショットが出ずに、少し振りすぎかな……と思っていました。普段からマン振りに近い感じで振っていますが、実際のドラコンの時は、試合の時と同じ感覚で打ちました」と打った瞬間、手応えを感じた。

飛ばしの秘訣は「捻転差と地面反力」に「タイミング」を合わせることだという。

「体重は増えちゃいましたね。身長は1センチ伸びました」と、182センチ 95キロの17歳の肉体はまだまだ成長中。「トレーニングは引き続きやっていて、スピン量を気にするようにしてから、飛距離も伸びました。昨年は2000台後半でしたが、今はそれを抑えるようにクラブも作っていただきましたが、トレーニングの成果も出てヘッドスピードも出ている結果だと思います」と怪物アマの飛距離アップにトレーニングは欠かせない。

本戦ではパー5でイーグルを奪うなど見せ場を作ったが予選落ち。「今年はあまり成績も良くないですが、自分のゴルフのレベルは上がっていると思う。今年は試練の年だと思って、来年に向けて色々と調整していきたいです」と次の大会へ向けて前を向いた。

ドラコン女王もアマチュアが制した

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