今週横浜カントリークラブで開催されるベイカレントクラシック Presented by LEXUSに続々選手が会場入り。火曜日には国内で唯一開催されるPGAツアーにやってきたトッププロたちの練習風景を観ようと多くのギャラリーも訪れ華やかな雰囲気に包まれた。我々が注目したのはPGAツアー最年少21歳のアルドリック・ポトギーター。ルーキーとして参戦した25年シーズン、プレーオフに2度出場し1勝(ロケットクラシック)1敗(メキシコ選手権)。400ヤードを飛ばす注目の新星を直撃した。
画像: ポーズをお願いするとガッツポーズで応えてくれたアルドリック・ポトギーター

ポーズをお願いするとガッツポーズで応えてくれたアルドリック・ポトギーター

遠目ではポチャポチャしているようだが近くで見ると筋肉質。愛嬌のある笑顔を振りまきながらサインをねだるギャラリーに囲まれた彼に「すでに人気者ですね?」と声をかけると「いや、いや、それほどでもないですよ」と謙遜したポトギーター。

南アフリカ出身だが父親がオーストラリアでビジネスを立ち上げたため一家はポトギーターが8歳のときオーストラリアに移住。17歳で再び南アに戻り18歳で全英アマ(22年)のタイトルを獲得した。

23年にプロに転向すると24年のコーンフェリーツアー(下部ツアー)参戦2試合目でいきなり優勝。同ツアー最年少記録(19歳)での勝利だった。

これだけの実績がありながら年少時代熱中していたのはラグビーとレスリング。400ヤードを飛ばすパワーの秘訣はラグビーで鍛えた瞬発力とレスリングで培った体幹の強さだ。

だから本人は「自然に飛んじゃうんです。400ヤード? コースによるけれどリンクスではそれくらい飛びますね」と飛距離は天性であることを強調した。

画像: 練習後、笑顔でインタビューに応えるポトギーター。このあと長蛇の列になったサイン攻めにも丁寧に対応していた

練習後、笑顔でインタビューに応えるポトギーター。このあと長蛇の列になったサイン攻めにも丁寧に対応していた

今季は優勝と準優勝が1回ずつとルーキーとしては素晴らしい成績だが18試合に出場し半分以上が予選落ち。いいときと悪いときが極端だ。

それに関しては本人は「今年は右も左もすべてはじめての経験で慣れるのが大変でした、でもツアーの雰囲気や自分に合っているコース、合わないコースがわかったので来年は試合を選びながら安定したプレーができると思います」。

はじめての日本で楽しみにしているのは「おいしいと聞いているので日本食をいろいろ食べてみたい。それに日本独特の文化も学びたいです」。

笑顔がチャーミングなぽっちゃり君。初見参の日本でも豪快なプレーを見せてくれるに違いない。要チェックだ!

撮影/岡沢裕行

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