世界27カ国で展開するラグジュアリーホテルグループ、マンダリン オリエンタルが2030年にドバイでゴルフリゾートを開業する。
画像: 2030年ドバイに開業する高級ゴルフリゾート「マンダリン オリエンタルジュメイラゴルフエステーツ」

2030年ドバイに開業する高級ゴルフリゾート「マンダリン オリエンタルジュメイラゴルフエステーツ」

コースは11月にDPワールドツアー最終戦となる「DPワールド ツアー選手権ドバイ」が開催されるジュメイラゴルフエステーツで、このコースを取り囲むように宿泊施設が立ち並び、高級レジデンスやウェルネス施設、レジャー施設なども備える。

名称は「マンダリン オリエンタルジュメイラゴルフエステーツ」で、マンダリン オリエンタルとしては初のゴルフリゾートになるという。

「当グループにとって初めての本格的なゴルフリゾートとなる本プロジェクトは、ワスル社(ドバイ最大級の不動産開発・運営会社)との強固なパートナーシップの証しであり“卓越したデスティネーション(目的地)を創出する"という両者共通のビジョンを体現したものです。ゴルフや乗馬、ウェルネス体験を融合して唯一無二のライフスタイルを提供していく予定です」(グループ最高経営責任者、ローラン・クライトマン)

マンダリン オリエンタルのような最高級ゴルフリゾートの建設をはじめ、今シーズンのDPワールドツアーはUAEで5試合行われ、中東エリアのゴルフ熱は一層高まっている。この現状をタケ小山氏に聞いてみた。

「UAEやカタールが、ゴルフやサッカー、モータースポーツに注力するのは今後も続くでしょう。なかでもゴルフ業界が盛り上がっている要因はトミー・フリートウッドをはじめ、多くのプロがドバイに住みだしたことがあります。サウジアラビアは移住を受け入れていませんが、ドバイなどは積極的に受け入れています。彼らが拠点に置いているからこそ、彼らと交流を持ちたい富裕層のゴルファーたちは集まるし、より質のいいゴルフ場も生まれる。それで世界中の企業も投資をする、という循環だと思います。オイルが枯渇するまでは続くでしょう」

来シーズンのDPワールドツアーの日程が発表されたがUAEでは4試合が決定している。中東でのゴルフ熱はまだまだ冷めそうにない。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年10月28日号「バック9」より

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