アメリカによるトマホークミサイルのウクライナへの供与の可能性が話題になっているが、こうしたトランプ大統領の動きに影響を与えていると噂なのが、一人のスクラッチゴルファーらしい。
画像: ゴルフ好きで知られるトランプ大統領(PHOTO/PGA of America)

ゴルフ好きで知られるトランプ大統領(PHOTO/PGA of America)

「ロシアにニンジン(アメ)を与えても効かない。もうスティック(棒・ムチ)の段階に入っている。トランプ大統領は14本のスティック(ゴルフクラブ)をバッグに入れている」

なんてブルームバーグのフェイスブックで語っていたのは、フィンランドのアレキサンダー・ストゥブ大統領だ。ストゥブ氏はかつて、アメリカのファーマン大学にゴルフの奨学金を得て入学し、プロを目指したこともあるゴルファー。今年の3月にはトランプ大統領やゲーリー・プレーヤーらとフロリダでプレーし、トランプ大統領の信頼を得ることに成功した人物だ。

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ゴルフをラウンドすれば、同伴プレーヤーの人柄や性格がわかるというが、ストゥブ大統領はこのフロリダのゴルフでトランプ氏の信頼を獲得。ストゥブ氏はその後、ヨーロッパとアメリカのパイプ役となり、何度となくやり取りをしており、トランプ大統領がストゥブ氏にゴルフクラブを贈っている。

実際、トランプ大統領が強い口調でロシアのプーチン大統領を批判したのも、ストゥブ氏との会話の直後だったとか。プーチン大統領もゴルフをするというが、やはり一緒にラウンドしないことには相手のことがわからない、ということなのかもしれない。

ストゥブ氏は子供の頃に父親から「ゴルフは役に立つ」と勧められたという。その時はゴルフなんて、と懐疑的だったが、昨年大統領に選出された今「個人的なソーシャルセッティングだけでなく、国と国との関係性にも役立っている」と父親の言葉に感謝しているという。

日本では故安倍首相とトランプ大統領とのゴルフを挟んだ信頼関係は知っての通り。首相を目指す政治家は、これからでもゴルフスクールに通ってみてはどうだろう? トランプ大統領の来日には間に合わなくても役に立つはずだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年11月4日号「バック9」より

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