ゴルフ歴約20年のエンジョイ派の小沢コージは、各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」のパーソナリティを務める著名自動車ジャーナリスト。小沢と一緒に至高のゴルフCARを探す、週刊ゴルフダイジェストの人気連載を紹介。今回はプジョー「3008」!

個性的かつエレガントなのにワイルドじゃねえか!

画像: 独特のデジタルドット模様で構成された「ライオンキング」のごときワイルドマスク

独特のデジタルドット模様で構成された「ライオンキング」のごときワイルドマスク

見た目も中身もどんどんデジタル化するクルマたち。オマエもか? と言いたくなる進化を遂げたのが3代目プジョー3008。そう、フランスならではのキレのあるソリッドボディが自慢の新型ミディアムSUVです。これでゴルフに行けばプレーまで進化するかも!?

最大の特徴は独特のデジタルドット模様で構成された「ライオンキング」のごときワイルドマスク。かつてプジョーといえば、子猫のような可愛らしさが肝でしたが今やモダンな猛獣。前後にトレードマークの「牙」をモチーフにしたLEDマトリックスヘッドライトや鮮烈なコンビランプが備わっています。

インテリアも斬新かつデジタライズされており、ダッシュボードを飾る大きな21インチパノラミックカーブドディスプレイを含む新型パノラミックiコックピットは圧巻。中央にはカスタマイズ可能な10個のショートカットキーも用意され、ステアリングも丸形ではなく上下がフラット化されたオキテ破りの角形。インパネ全体がグレーの家具調ファブリックで覆われており、カラフルな照明と共にモダンなリビング感覚が得られます。

シートもアルカンタラパッケージは上質なスエード生地で、フィット感を自分で調節できるプジョー初のアダプティブボルスター機能もあってキモチいい。

骨格は電動化も考えた今回初出しのSTLAミディアムプラットフォーム。まず1.2リッター直3ターボのマイルドハイブリッドが登場し、年内にはバッテリーEV、日本導入は未定ですが1.6ℓターボのPHEVも追加予定。

気になる走りはしっかりトルク感が特徴で、軽く手首をひねるだけで曲がるようなクイックなハンドリングも爽快。ボディ全長は4.5m台で、横幅がほぼ1.9mと広めですが、乗ってる限りその大きさはあまり感じません。

気になるラゲッジですが、5名乗車時の容量は520ℓ、フロアボードを取り外せば588ℓと広いものの横幅が狭く残念ながらそのままではキャディバッグは積めず。ただしシート片側を倒せば余裕の3個収納可。

プレミアムで存在感あるゴルフカーといえば何かとドイツ系でしたが、よりビビッドでオシャレな新型プジョーもオススメ。コイツで洗練された野獣のごとき熱いプレーを楽しみたいものです。

撮影車種/プジョー 3008 GT HYBRID アルカンタラパッケージ
全長×全幅×全高/4565×1895×1665mm
メーカー希望小売価格/558万円~

撮影/望月浩彦 
撮影協力/カメリアヒルズカントリークラブ

※週刊ゴルフダイジェスト11月18日号「コージ中」より

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